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“音”の改善目指した開発車両、乗った石浦宏明にはどう聴こえたか?「クルマの速さと音が合っている」

スーパーフォーミュラの開発テストで、通常と排気レイアウトの異なるマシンで走行した石浦宏明は、外から聴こえる以上に違いを感じられたという。

Hiroaki Ishiura

写真:: Motorsport.com / Japan

 スポーツランドSUGOで6月20日、21日にかけて行なわれたスーパーフォーミュラの開発テスト。そこでは“音”に関するテストも行なわれたが、開発車両をドライブした石浦宏明がその感想を述べた。

 今回石浦が乗る車両、通称『赤寅』には、より“レーシング”な音を奏でるために通常とは異なる排気レイアウトが試された。メインのエキゾーストハイプに加えて短いウェイストゲートパイプが設けられたこの排気レイアウトは初日午後に装着され、高音の伸びなどがチェックされた。

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 これは、ウェイストゲートパイプから時間差で排気することで爆発音を通常の倍にし、4気筒エンジンながら8気筒のようなサウンドを奏でることが目指されたものだが、石浦は実際にその車両をドライブしてみての感想をプレスリリースにこう綴った。

「外から聞こえている以上に、ドライビングしている方が音の違いを感じました」

「乗っている時は、楽器のように、ちょっと甲高い音が、排気が右にあるので右の耳だけに入ってきました。ただ左は静かで、その左右の差が最初は気になりましたが、いつもより(エンジンの)高回転域を使っているような音ですので、走行中は『お、これは速いぞ』というイメージがあり、クルマの速さと音が合っていると思いました」

 今回の開発テストでは、これまでに引き続きカーボンニュートラル素材を使ったタイヤ、カーボンニュートラル燃料などもテストされた。これに関しては、石浦、そして塚越広大といった開発ドライバー陣からも、通常のタイヤや燃料と比べてネガティブな違いはほぼ感じられないというコメントが出ており、テストは順調に進んでいるようだ。永井洋治テクニカルアドバイザーも「カーボンニュートラルの素材はだいぶ煮詰まっている」と言及している。

 またカーボンニュートラル燃料に関しては、今回3種類目の燃料が投入されたという。永井氏曰く、「製造会社が違うので、成分が微妙に異なっていたり、作り方にも少し違いがあると思います。エンジニアリング的にネガな要素は、今までのところ今回のものが一番少ないかも知れないなという感触を持ちました」とのことだ。

 次回のテストは、第6戦富士終了後の7月18日、19日。次はホンダが音のテストを実施する予定だという情報もあり、これまた注目の2日間になりそうだ。

 
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