アレックス・リンス、転倒で右肩に骨折と脱臼負う。レース出走はメディカルチェックで判断
スズキのアレックス・リンスは第2戦スペインGPの予選でクラッシュ。結果として右肩に脱臼と骨折を負ってしまい、レース参加が疑問視される状況となった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第2戦スペインGPの予選Q2終盤、スズキのアレックス・リンスがターン1 1でフロントのグリップを失い、クラッシュを喫した。彼は高速でグラベルを転がると、なんとか立ち上がったものの、腕などを庇う様子が見て取れた。
スズキの広報担当者はリンスがメディカルセンターで最初の検査を受けた後、さらなる検査のため病院へと搬送されたと明かし、彼が右肩に骨折と脱臼を負っていることが分かった。
そのためリンスがMotoGPクラスにとっての開幕戦にあたるスペインGP決勝に参加するかどうかは、疑問符の残る状況だ。ただ最終的な決定は決勝日朝にメディカルチェックを受けて判断することになる。
リンスは明日の決勝に出走できるかは分からないが、しっかりと休んで回復に努めたいとコメントしている。
「転倒したラップでは、突然ターン11でフロントのグリップを失ってしまったんだ。リカバリーを試みたけど、ダメだった。それでグラベルへ高速で突っ込んでしまった」
「そしてバリアへ一緒に衝突するのを避けようとバイクを手放すことを決めたんだ。だけど残念ながら怪我を負ってしまったし、かなり痛みがある」
「クリニカモバイルに運ばれて、それから向かった病院ではダメージを負っていることが認められたけど、明日のレースが許可されるかはまだわからない。今はできるだけ回復するために、ゆっくり休もうと思っている。朝には医師が最終的な評価をしてくれるだろう」
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