F1シンガポールGPのサーキット、人気ゲーム『Call of Duty』最新作のステージとして登場。ピットレーンで“銃撃戦”が実現!?
人気ゲーム『Call of Duty』の最新作の『Modern Warfare 2』にF1シンガポールGPの舞台であるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットが、マップとして登場することが分かった。
A scenic view of Singapore and the Marina Bay circuit
Sam Bloxham / Motorsport Images
Netflixで配信されるドキュメンタリー番組の影響などもあり、近年上昇が著しいF1人気。新たなファンが増加している現状は、人気ゲームの舞台にF1シンガポールGPの市街地コースが採用されるなどといった形でも現れている。
2019年に配信が始まった『Formula1:Drive to Survive(栄光のグランプリ)』の人気は非常に高く、このシリーズの成功を受けてか、ハリウッドではF1を取り上げた映画制作が行われるなど、より広い層に対する訴求が行なえるようになりつつある。
その人気ぶりはエレクトロニック・アーツ傘下コードマスターズの開発するF1公式ゲームをプレイするゲーマーの増加という形でも現れている。
F1へ新規ファンが増えていることを示す最新の動きは他にもある。人気ゲームシリーズ『Call of Duty』の最新作『Modern Warfare 2』のゲーム内マップとして、F1シンガポールGPの舞台であるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットが加わることが明らかになった。
『Call of Duty : Modern Warfare 2』はPC / PS5 / PS4 / Xbox One / Xbox Series Xでプレイが可能で、10月末に発売予定。それに先駆けた9月にはオープンベータテストも行われる予定だ。そこではプレイヤー6人同士による6vs6モードで、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットにおける銃撃戦を体験できるようだ。
公開されたティザー映像では、サーキットのピットレーンやパドックの一部がカバーされているものの、F1の公式ロゴや、各チームのマシンがそのまま登場しているわけではない事が分かる。つまりCoDシリーズがF1とパートナーシップを確立したわけではないと示唆されている。
F1にインスパイアされたステージの実装に関して、ゲームの開発元であるInfinity Wardは次のようにコメントしている。
「Modern Warfare 2ベータ版は細心の注意を払って設計された様々なサイズのマップにより、6vs6を超える強力なマルチプレイヤー経験を提供する予定だ」
「さらにマリーナ・ベイ・グランプリの空撮映像も公開した。ここは都市に存在するレースサーキット内部をメインに戦闘が行なわれ、ベータテスト向けに用意された6vs6マルチプレイヤーマップのひとつだ」
なお『Call of Duty』シリーズがモータスポーツと“コラボ”するのはこれが初めてではない。
Triple MotoGP champion Jorge Lorenzo with his Call of Duty: Ghosts helmet in Valencia in 2013
2016年発売の『Call of Duty:Infinite Warfare』にはルイス・ハミルトンがNPCキャラクターとして登場し、2013と2014年には『Call of Duty: Ghosts』と『Call of Duty: Advanced Warfare』発売に合わせて、MotoGPでホルヘ・ロレンソがコラボデザインのヘルメットを使用した。なお2022年もMotoGPでは、サム・ロウズが特別デザインをまとったコラボヘルメットを使用している。
2022年のF1シンガポールGPは10月2日に開催予定。シンガポールGPは新型コロナウイルスのパンデミックにより2年連続で中止されていたため、実に3年ぶりの開催となる。
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