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【スーパー耐久】2022年は1.4リッターターボのGR86がST-Qクラスから参戦へ

2022年のスーパー耐久では、1.4リッターターボエンジンのGR86がST-Qクラスから参戦することとなった。

#310 GR Garage 水戸北インター GR 86

写真:: 吉田知弘

 TOYOTA GAZOO Racingが12月6日に行なった『TGR 2022年体制発表』には、スーパー耐久に関する発表もあった。それによると、ORC ROOKIE Racingからメーカー開発車両などが属するST-Qクラスに2台、TOM’S SPIRITから排気量2,000cc以下のST-4クラスに1台が参戦予定とある。

 ORC ROOKIE Racingの2台は、28号車ORC ROOKIE GR86 CNF Concept(蒲生尚弥/豊田大輔/大嶋和也/鵜飼龍太)、32号車ORC ROOKIE Corolla H2 Concept(佐々木雅弘/石浦宏明/モリゾウ/小倉康宏)。なお鵜飼はトヨタの社員ドライバーで、マツダ、スバルも社員ドライバーをS耐に起用する方向のようだ。

 32号車水素カローラは継続参戦で、28号車GR86は先のS耐岡山大会の記者会見場で豊田章男社長から「次期先行車の1.4リッターターボエンジン」という発表があった。現行車には1.4リッターターボエンジンを搭載する車両がなく、(GRヤリス用3気筒1.6リッターエンジンのスープダウンという情報もあるが)、FIA規定のターボ係数(1.7)を掛けると2.38リッターとNA2.4リッターとほぼ同じになるわけで、ダウンサイジングターボでNA2.4リッターの86やBRZとの比較ができるということになる。32号車水素カローラについては、継続進化を続けていく。

 S耐岡山の記者会見でも発表されたように、2022年のS耐ST-Qクラスには、水素カローラ、ダウンサイジングターボのGR86、バイオディーゼル使用のマツダ・デミオ、合成燃料使用のスバルBRZの4台がエントリーする予定。BRZに関してはSTIが絡むことが予想され、また今年まで水素カローラをドライブしていた井口卓人がドライバーに加わるという情報も流れている。また今季までST-Qクラスは表彰がなかったが、台数も増え豊田社長が「ガチンコ勝負をする」と発言したこともあり、クラス表彰が実現するようだ。

 ST-4クラスに参戦するTOM’S SPIRITの86号車TOM’S SPIRIT GR86(松井孝允/山下健太/河野駿佑)は、排気量が2.4リッターでクラス規定の2リッターを超えることになるが、S耐を統括するSTOスタッフに確認したところ、2022年は特認車両として参加を認めるという。ウェイトなどで2リッター車両との性能調整をすることになるだろうが、詳細はまだ発表されていない。

 S耐に関しては、今季はFIA GT4車両を使用するST-Zクラスが活況だったが、来季はST-Xクラスに他のクラスから車両を日産GT-Rに変更して参戦するチームの噂も聞こえており、今季以上に話題豊富で注目を集めそうだ。

 
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