ジョージ・ラッセル、メルセデスF1との契約は「実にスムーズに進んだ」
ジョージ・ラッセルは、メルセデスとの契約交渉は非常にスムーズに進み、チームが決断した後は、契約書にすぐ署名することになったという。
George Russell, Williams FW43B
Williams
来季からメルセデス入りすることが決まったジョージ・ラッセル(現ウイリアムズ)は、メルセデスとの交渉は非常にスムーズに進んだと語る。
2018年のFIA F2でチャンピオンに輝き、2019年にウイリアムズからF1デビューを果たしたラッセルは、低迷期真っ只中のウイリアムズで苦しみつつも、非力なマシンにも関わらず度々印象的な活躍を披露。新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスのマシンを走らせた2020年のサクヒールGPでは、レギュラードライバーのバルテリ・ボッタスを凌ぐ速さを見せた。
そして今シーズンは、ハンガリーGPでウイリアムズで初のポイント獲得を果たすと、続くベルギーGPでは予選フロントロウ&決勝2位表彰台を獲得。来季はメルセデスに”昇格”することが決まった。
ラッセルはメルセデス移籍に際しては、チームに対して自分から何かを売り込む必要はなかったと明かす。ラッセルはF1デビューする際、ウイリアムズに自ら猛アピールし、シート獲得に至ったということはよく知られている。
「(メルセデスとの契約が決まったのは)スパの1週間前に知った。正直なところ、とても特殊な状況だったんだ」
ラッセルはメルセデスとの契約に至った経緯についてそう語った。
「メルセデスは、僕のキャリアを長いこと見守ってきてくれていたし、彼らはマネジメントを担当している。だから彼らは僕の全てを知っているし、僕も彼らのことを全て知っている」
「だから僕は、外に出て行って、自分を売り込む必要はなかったんだ。彼らは僕と共に、何を得られているのかを正確に理解している」
今回の決断を下すのは明らかにメルセデス側であり、その決断が下されてから契約が完了するまでは、素早く進んだとラッセルは明かす。
「基本的には、僕が求めていた結論だったのか、それともバルテリ(ボッタス)との契約を続けて安定性を求めるのか、それはメルセデス次第だった。バルテリとの仕事は、ここ数年信じられないほどの成功を収めているのは明らかだ」
「ただ交渉は非常にシンプルだった。正直に言うとね。決定が下されてから契約書に署名するまでは、とても早かった。そのことは素晴らしかったし、僕を後押ししてくれている」
「でも2022年に集中する前に、今シーズンの残りのレースに集中したいと思っている」
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