F1
ハース代表、今季3度目のオレンジボールに不満「危険じゃないのに、FIAの判断が古すぎる!」
ハースのギュンター・シュタイナー代表は、シンガポールGPでケビン・マグヌッセンがマシンのダメージでピットインを強制されたことに不満をつのらせているようだ。

Adam Cooper
公開日時: 2022/10/08 5:26
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1シンガポールGPでは、ケビン・マグヌッセン(ハース)がフロントウイングにダメージを負ったことで、FIAからピットインを命じられたが、ハースのギュンター・シュタイナー代表はこれを不満に思っているようだ。
マグヌッセンはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との接触で、フロントウイングのエンドプレートが損傷。映像では、左のエンドプレートが外側に開いてしまっているのが確認できる。
このダメージに対し、レースディレクションはマシンのダメージ修復を命じるオレンジボール旗を掲示。マグヌッセンはピットインしてフロントウイング交換を余儀なくされ、予定外のピット作業によってポイント圏外まで落ちてしまった。
今季、マグヌッセンはカナダGPとハンガリーGPでもオレンジボール旗を受けていることもあって、チームとしても納得がいっていないようだ。
ハンガリーGPの後、ハースはFIAの技術部門のメンバーに、固定が甘くなったエンドプレートでも、脱落する危険は少ないことを説明。次の事例があった場合にレースディレクターにメッセージが伝わるようにと願った。
しかし、それが伝わっていなかったことで、FIAの判断が”古く”なっているとシュタイナーは語った。
シンガポールGPの例について聞かれると、「走行を続けてもまったく問題なかったのに、悔しいよ」と彼は答えた。
「まただよ。これが初めてだったら、なぜだか分からないと言うんだろう」
「でも、ハンガリーでも同じようなシナリオがあった。とても似ていたし、我々はハンガリーで何が起きているのか、何が起きないのか、何が起きうるのかを説明していたんだ」
「彼らはそれから何も学ばなかったんだろう。そしてまた、オレンジボール旗を受けた。これで3度目だが、もう古くなっているよ」
「技術部門は、何が安全で何が危険かをレースディレクターに報告しなければならないが、それには彼らが自分が見ているモノが何であるかを知っていなければいけない。明らかに、彼らはわかっていないのだ」
今後も”メッセージ”を伝える努力を続けるかと尋ねられたシュタイナーは「一生懸命やっている」と答えた。
「ある段階で、これらのクルマがどのように作られているかを理解する人たちが必要だ。もう80年代の話じゃないんだ」
「我々はハンガリーで、パーツの上に立ってもそれが脱落しないことを証明した。 バタバタして、パフォーマンスが落ちるからピットに入れるということもあるかもしれないが、あんな形なら脱落しない(から危険ではない)」
「それが我々が見せたモノだ。そして、考えられている以上にいろいろなことができる素材というのがある。それを意図的に入れているのであって、偶然の産物ではないんだ」
一方でシュタイナーは、シンガポールの問題は事実上、ある意味で自業自得であることも認めている。ミック・シューマッハーもジョージ・ラッセル(メルセデス)との接触でパンクに見舞われており、戦う相手を選ぶ必要があると、シュタイナーは話す。
「チームとして、先週末はいい仕事ができたと思う。いい仕事ができることを示した」
「ベストなコースでなかったことは分かっているけれど、クルマもまずまずだったと思う。だから、ノーポイントであることを除けば、すべてがうまくいっていた。最終的には、それが重要なんだ」
「1周目にケビンがマックスと接触したり、ミックがラッセルと接触したりしたことで、自分たちで首を絞めている。誰と戦い、誰と戦わないかを学ばなければならない」
Read Also:
- 週末初のドライでフェルスタッペンが最速。フェラーリ勢を0.3秒突き放す……角田裕毅17番手|F1日本GP FP3
- ハース代表、シューマッハーのクラッシュは「自ら招いた結果」FP2の”実験”が成功し、ドライには自信アリ?
- 来季残留の角田裕毅は「将来成功する」とアルファタウリ代表。デ・フリーズと共にチームを引っ張るためには「自分を律する力」がより必要?
- アルピーヌ、ガスリー獲得で”前途洋々”。オコンとの不仲は懸念せず「友情が再び芽生えるかも」
- フェルスタッペン、鈴鹿で戴冠なるか? 必要なのは”完璧な週末”「何かを変える必要はない」
















あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 週末初のドライでフェルスタッペンが最速。フェラーリ勢を0.3秒突き放す……角田裕毅17番手|F1日本GP FP3
次の記事 角田裕毅の”忘却力”。悪い記憶も「美味しいご飯を食べれば忘れられる」失敗から前を向く術を語る
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
最新ニュース

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ
MotoGP
MGP MotoGP
インドネシアGP
18 分前
フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」
スーパーフォーミュラ
SF スーパーフォーミュラ
第9戦・第10戦富士
42 分前
ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」
F1
F1 F1
シンガポールGP
1 時間前
レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」
F1
F1 F1
シンガポールGP
2 時間前
ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録