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ストーナー、かつての敵手を惜しむ「ロッシがトップに顔を連ねている姿をもっと見たかった」

2度のMotoGP王者であるケーシー・ストーナーは現役時代に数々のバトルを繰り広げた、かつてのライバルであるバレンティーノ・ロッシがここ数年レースでトップに顔を連ねていないことは残念だとし、彼がトップ争いをしていたら、”素晴らしかった”だろうと語った。

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 2009年、そして2012年にMotoGP王者となったケーシー・ストーナーが、アルガルヴェGPをゲスト訪問。かつて激しく争ったバレンティーノ・ロッシの現役引退については、近年は先頭集団でロッシの戦う姿が見られないことが寂しいと語っている。

 MotoGPで9度の世界タイトルを獲得している“生きる伝説”ロッシ。彼は、11月半ばに行なわれる最終戦バレンシアGPで、26シーズンにも及ぶキャリアをついに終える。

 ロッシは、2017年のオランダGP以来優勝しておらず、表彰台獲得も年々減ってきている。直近で最後に表彰台を獲得したのは、2020年アンダルシアGPだ。

 キャリア最後年となる2021年はこれまで、第11戦オーストリアGPでの8位入賞がベストリザルトとで、獲得ポイントはわずか35点。ランキング21番手と苦戦が続いている。

 アルガルヴェGPのパドックを訪れたストーナーは、金曜日は記者会見へ出席。様々な質問が彼に飛んだが、ロッシの引退についても答える場面があった。

「みんなそれぞれ違う。もし、バレンティーノがまだレースをすることに情熱を持っているのなら、レースをしない理由はない」と、ストーナー。

「僕はそんな風にできなかった。僕にとってのレースは勝つことだったんだ。レースで勝てない時もあるという事実を、今では受け入れてはいるけど、同時にあの当時、朝起きてレースに向かう理由は”勝つため”、それだけだった」

「だから、レースで競争力がなく、上位にいることができない時はレースをするのが本当に苦しかった。バレンティーノがレースを牽引する姿を見るのが恋しいよ」

「ここ2、3年のシーズンで彼がトップ争いをするのを見てみたかったね。そうしたら以前のように最高なレースになっていたと思う」

 2000年代後半、ストーナーとロッシは激しいライバル関係にあった。それでもストーナーはロッシに多大な敬意を示しており、彼は競い合っていた時期が彼のキャリアにおいてプラスになったと考えていると述べた。

「僕たちは信じられないような、素晴らしいレースをしてきた。良いことも、そうでないことも含め、素晴らしいライバル関係だった」

「僕の思い通りにいくこともあれば、いかないこともあったね。でも、バレンティーノとレースをしてきて良かったことは、コース上とコース外においてのメディアとの関係を彼から学べたことだ」

「彼は非常に賢く、知的で、そしてとてもずる賢い。だから多くのことを学んだよ。僕がこれまで得た成功は、“彼の時代”に達成したものだからこそ、その価値がより確かなモノとして認められるんだ」

「僕のキャリアの中で彼とライバル関係にあったことは、確かに価値のあるコトだった」

 
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