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スーパーフォーミュラ、今季からドライタイヤのコンパウンドが1種類に?

スーパーフォーミュラの2020年シーズンでは、ドライタイヤのコンパウンドが1種類のみとなる可能性があるようだ。

関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

写真:: Jun Goto

 2020年の全日本スーパーフォーミュラ選手権では、ドライタイヤに関する規則が変更となり、タイヤコンパウンドが2種類から1種類となる可能性があるようだ。

 スーパーフォーミュラでは昨シーズンまで、ミディアムタイヤとソフトタイヤというコンパウンドの異なる2種類のドライタイヤが使用されており、ドライコンディションのレースにおいてはその両方を使用する義務、すなわちレース中にタイヤ交換を行なう義務があった。

 ただ、ソフトタイヤの耐久性が高いことや、ミディアムタイヤでのペースに苦戦していたチームやドライバーが多かったことから、決勝ではソフトでスタートしてレース最終盤までタイヤ交換を遅らせる、またはミディアムでスタートして序盤でソフトへと交換する、という戦略が多く見られた。

 そんな中で昨シーズン終盤にはピットウインドウが設けられるなど、タイヤ交換のタイミングに制約がかかることもあったが、carrozzeria Team KCMGは変則2ストップ作戦を実施したり、ドライ路面のレースでウエットタイヤスタートを選択したりと、出来る限り多くの周回をソフトタイヤで走るための戦略を編み出した。

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 しかしmotorsport.comの調べによると、2020年からはドライタイヤがソフトタイヤの1種類のみとする方向で調整が進められているようだ。スーパーフォーミュラにタイヤをワンメイク供給しているヨコハマタイヤが、今後に向けてより柔らかいコンパウンドのタイヤを開発しているのではないかという噂もあるが、新たに始まるシーズンにそのタイヤを間に合わせるのは厳しいと見られる。

 また前述のように、昨年はソフトタイヤでほぼ1レース分の距離を走り切るドライバーが多くいたため、ソフトタイヤにはタイヤ交換なしでレースを完走するだけの耐久性が十分あると見られている。しかしながら、レース戦略にバリエーションを持たせるために、タイヤ交換が義務付けられる可能性はあると言えるだろう。

 スーパーフォーミュラで2スペックタイヤ制が全戦で導入されたのは2018年シーズンから。仮に今季のレースが単一コンパウンドのドライタイヤで競われることになれば、2017年シーズン以来3年ぶりとなる。

 

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