スーパーGT、2023年も3月に岡山、富士で公式テスト実施。メーカーテストは1月末から始動へ
スーパーGTは、2023年の公式テストを岡山と富士で2日間ずつ実施することを発表。また、メーカーテストなどのプライベートテストは1月下旬から順次スタートしていくようだ。
写真:: Masahide Kamio
4月に岡山国際サーキットで開幕する2023年のスーパーGT。1月も下旬に差し掛かり、各メーカーがプライベートテストを実施する時期となっているが、GTアソシエイションは3月に2度の公式テストを実施することを明らかにした。
まず公式テスト1回目は開幕戦の舞台である岡山で3月11日、12日に実施され、2度目の公式テストは富士スピードウェイで3月25日、26日に実施される。これらの流れは例年通りと言える。
昨年末には、日産/NISMOが恒例の非公開オーディションを実施したり、トヨタ陣営に移籍する笹原右京がもてぎでGRスープラでの初走行を行なったりと、各メーカーが何らかの形でテストを実施していたが、年が明けて1月下旬から2023年シーズンに向けたテストが本格化していくことになる。
まず1月24日、25日には、日産が鈴鹿で4台のZを投入してテストを実施する模様。鈴鹿サーキット公式サイトのレーシングコースカレンダーでは、この2日間が貸切走行枠に設定されている。昨年の日産は1月のメーカーテストの直前に新シーズンのドライバーラインアップ発表を行なっており、今年も同じような流れとなることが予想される。なおホンダ陣営からはREAL RACING、トヨタ陣営からはレーシングプロジェクトバンドウが参加するようだ。
そして2月からは、自動車メーカーテスト、タイヤメーカーテストが続く。富士スピードウェイは2月2日、3日のスポーツ走行枠が設定されていないが、この2日間でメーカーテストが実施される模様。ホンダ陣営は少なくともARTAとNAKAJIMA RACINGが参加するようで、日産からはKONDO RACINGを除いた3台が参加予定と見られる。そのKONDO RACINGは2月15日、16日の富士タイヤメーカーテストで同じくヨコハマタイヤユーザーのバンドウと共にテストをするようだ。
その他2月には、岡山でブリヂストンユーザーを中心としたテストが8日、9日にかけて開催され、同月中旬にはもてぎでのタイヤテストが続く予定。その後鈴鹿のファン感謝デー直前である3月2日、3日には日産のNISMO勢を除いたGT500車両が鈴鹿でテストをするようで、その後公式テストがスタートしていく、という流れになる。
GT500プレシーズンテスト日程(motorsport.com調べ)
1/24〜1/25 メーカーテスト@鈴鹿
2/2〜2/3 メーカーテスト@富士
2/8〜2/9 メーカーテスト@岡山
2/12〜2/13 タイヤメーカー(ミシュラン)テスト@もてぎ
2/15〜2/16 タイヤメーカー(ヨコハマ)テスト@富士
2/16〜2/17 ウエットタイヤ(ブリヂストン)テスト@もてぎ
2/19〜2/20 ウエットタイヤ(ダンロップ)テスト@もてぎ
2/21〜2/22 ホンダプライベートテスト:もてぎ
2/23〜2/24 ウエットタイヤ(ヨコハマ)テスト@もてぎ
3/2〜3/3 メーカーテスト@鈴鹿
3/11〜3/12 公式テスト@岡山
3/25〜3/26 公式テスト@富士
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