ついに実現! 鈴鹿10H参戦マシンが鈴鹿市内の公道をパレード
2019鈴鹿10時間耐久レースの開幕を前に、鈴鹿サーキット周辺の公道を利用して参戦車両がパレードを行った。
写真:: Jun Goto
今週末の鈴鹿10時間耐久レースを前に「鈴鹿モータースポーツフェスティバル」が行われ、週末のレースに参戦するマシンがパレードを行った。
これは鈴鹿サーキット近くにあるイオンモール鈴鹿と鈴鹿市が主催したイベントで、その中の注目コンテンツとして鈴鹿サーキットからイオンモール鈴鹿までを結ぶ、通称「サーキット道路」を封鎖して、今回参戦する車両たちが登場した。
昨年は台風の影響でイベント開始直前に警報が発令され、やむなく中止となったレーシングカーパレード。今年は開始前に一瞬雨がパラついたものの、大きな混乱なくパレードがスタートした。
11時20分を過ぎたところで警察車両を先頭にマシンの隊列が鈴鹿サーキットを出発。今回は日産、ホンダ、メルセデス、アウディなど、各メーカーごとに隊列が組まれ、まずはKCMGの日産GT-R GT3の2台から登場した。
沿道には、このパレードを待ちわびていた多くのファンが集まった他、イオンモールの駐車場にも夏休みということで多くの家族連れが集まり、目の前を走っていくレーシングカーを観て興奮していた。
隊列の最後にはミカ・ハッキネンが駆るマクラーレン #11 Planex SmaCam Racingのマクラーレン720Sが登場し、会場のボルテージは最高潮となった。
その後、鈴鹿モータースポーツフェスティバルの開会セレモニーに出席した鈴鹿市の末松則子市長は涙ながらにこのように挨拶した。
「昨年は台風による警報発令でイベントは中止にさせて頂きましたが、その分も含めてリベンジという形で、ファンの皆様にお越しいただきました。皆様に感謝を申し上げるとともに、このイベントの実現にあたり大変たくさんの方にご尽力をいただきました」
「これだけの(規模のレーシングカー)パレードは、鈴鹿市だから出来たと思っております。ぜひ、これからもこういったイベントを続けていきながら、新たなモータースポーツの街、モータースポーツの聖地としての第一歩を踏み出していきたいと思います」
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