アルピーヌF1電撃加入は確実か? スズキ、MotoGPチーム率いたブリビオ離脱を発表
スズキMotoGPチームは、チームマネージャーのダビデ・ブリビオが離脱することを発表。ブリビオはアルピーヌF1に移籍するものと見られる。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
チームマネージャーとしてスズキに20年ぶりのMotoGPタイトルをもたらしたダビデ・ブリビオが、組織再編を目指すアルピーヌのCEOに就任するという噂が浮上しているのは既報の通り。アルピーヌの親会社であるルノーはこれまでのところコメントを差し控えているが、スズキは1月7日(木)、ブリビオがMotoGPチームから去ることを正式に発表した。
今回の発表に際しブリビオは、スズキとMotoGPの世界から離れることは簡単な決断ではなかったと語った。
「プロフェッショナルとしての新たな挑戦とチャンスが突然やってきたが、私は最終的にそれを引き受けることにした」とブリビオ。
「それは難しい決断だった」
「最も辛いのは、この選手権に復帰したスズキで私と共に仕事を始めた素晴らしい仲間たちと離れることだ。この素晴らしいチームを作り上げる中でやってきた全ての人たちと別れるのが辛い」
「その点では悲しい気持ちになるが、同時にこの新しい挑戦に向けて大きなモチベーションを感じている。スズキと契約を更新するか、新しい経験を始めるのかを決めなければいけなかった時、それが鍵となった」
現在正式な発表こそないものの、スズキを離れたブリビオはアルピーヌのCEOに就任し、新たにアルピーヌF1のチーム代表となるマルチン・ブコウスキーと共に仕事をするが確実視されている。2020年までチーム代表(当時のチーム名称はルノー)を務めたシリル・アビテブールはアルピーヌの上級職に就くと見られる。
今回の人事はスズキにとって大きな痛手となるだろうが、ブリビオはチームがより多くの成功を収めることを願っていると語った。
「MotoGPでのタイトル獲得はスズキの歴史に残るものであり、私の人生の思い出の中でも特別なものとして残り続けるだろう」
「スズキMotoGPのこれからの結果がより良くなっていくことを願っているし、私はいつまでもスズキのファンでいる。スズキには本当に感謝している」
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