契約内容を忘れたのか!? アルピーヌ代表、チームからのF1参戦拒絶のピアストリは「少し誠実さに欠ける」
アルピーヌのオットマー・サフナウアー代表は、マクラーレンとF1参戦の契約を結んだ育成ドライバーのオスカー・ピアストリに「もう少し誠実さがあれば」と思うと語った。
写真:: Carl Bingham / Motorsport Images
アルピーヌは、アストンマーチンへ電撃移籍となったフェルナンド・アロンソの後任として育成ドライバーのオスカー・ピアストリの抜擢を発表した。しかし、その直後にピアストリがソーシャルメディアを介して、アルピーヌからのF1デビューを否定。彼はダニエル・リカルドが離脱するマクラーレンと事前契約を結んでいたとされている。
ピアストリの対応について、アルピーヌのオットマー・サフナウアー代表は、ピアストリに「もう少し誠実さがあれば」と語っている。
アルピーヌとマクラーレンは、8月29日に開催される契約認定委員会(CRB)にてピアストリの契約を争うことになる。
Sky F1からピアストリに対する現在の心境を尋ねられたサフナウアーは、次のように語った。
「彼は有望な若手ドライバーだ」と彼は言う。
「彼はまだF1(の公式セッション)で走ったことがない。そして私がオスカーに望むことは、彼がもう少し誠実であってほしいということだ」
「彼は11月に書類にサインしたし、F1へ向けた準備のために我々の方で全てを行なってきた」
「そして彼の契約は、我々のためにドライブするか、我々が今後3年間彼に与えたシートに座るかというモノだった。オスカーには11月にサインしたこと、その内容を覚えていて欲しいと願うばかりだ」
またチームはピアストリを確保できなかった場合に備え、他のドライバーに接触しているのかと尋ねると、サフナウアーは次のように答えた。
「月曜日にCRBへ行って、それからどうなるのかを見る。それから本格的な交渉を始めるのが正しいやり方だと思う」
Otmar Szafnauer, Team Principal, Alpine F1, and Pat Fry
Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images
シートを失ったリカルドは、来季はサバティカルを取る選択肢を挙げているが、アルピーヌに加入する可能性もある。リカルドは2019年と2020年に当時のルノーでドライブ。2シーズン目では3位表彰台を2度記録している。
そしてサフナウアーは、リカルドが候補に挙がっていることを否定していない。
「チームは、ダニエルと過ごした時間を非常に高く評価している。まだそういった戦略的な話し合いは行なっていないが、エンジニアリングチームなど私が尋ねる人は誰もが、彼のドライバーとしてのスキルやムードメーカーとしての存在を、高く評価しているんだ」
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