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アストンマーチンさん、僕たちの世界へようこそ。レッドブル、メルセデス、フェラーリの3強がこぞってお墨付き「上位争いは間違いない」

レッドブル、フェラーリ、メルセデスは、アストンマーチンが2023年シーズンのF1で「間違いなく」上位を争うことになると考えているようだ。

Felipe Drugovich, Aston Martin AMR23

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 バーレーンで行なわれたF1プレシーズンテストから1週間、2023年のF1は間もなく開幕を迎えるが、テストから話題をさらっているのがアストンマーチンだ。彼らはタイムシートの上位に入っただけでなく、ロングランでも目を見張るパフォーマンスを見せていたため、今季は躍進するのではないかと言われている。

 開幕戦バーレーンGPを前にしたメディアセッションでは、レッドブルのセルジオ・ペレスやメルセデスのルイス・ハミルトンも、アストンマーチンがいわゆる“3強”と呼ばれるチーム(レッドブル、フェラーリ、メルセデス)と肩を並べる存在になるだろうと口を揃えている。

 ペレスにとってアストンマーチンは前身のフォースインディア/レーシングポイント時代に所属した古巣だが、彼は同チームがシーズンを通して非常に強いはずだとして、次のように述べた。

「間違いなく彼らのマシンは速い。確実に上位を争うだろう」

 またハミルトンも、アストンが「完全に戦いに加わってきている」とした上でこう語った。

「アストンがここまで進歩したのを見るのは喜ばしいことだ」

「(真の序列を判断するのは)難しいことだ。色々データを見ても、燃料搭載量だったりは分からないからだ。色々なところが各自バラバラだ」

「でも彼らはかなり強いと思う。上位で戦えるんじゃないかな」

「明後日くらいには分かることになる。彼らが僕たちの前にいるのか、後ろにいるのかは分からない。いずれハッキリすることだ」

「ただ僕としては3チームとは言わず、他に1、2チームが戦いに加わってほしいと思っていた。だからそれがようやく叶いそうだという意味ではポジティブだ」

 2年連続のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンもまた、アストンマーチンの好調ぶりを実感しているひとり。彼は今季からアストンマーチンに加入したフェルナンド・アロンソの言動からその期待感が見て取れると語った。

「アストンマーチンはこの冬にかなり良いマシンを作ってきたみたいだ」

「そして新しいマシンは予選の速さはあまり重要ではなくて、レースで強いマシンさえあればオーバーテイクもできる」

「アストンマーチンが今年どうなのかは本当に気になる。彼らがどの辺りにいるかを推定するのは難しいけど、フェルナンドと話して彼の表情を見たりした限りは、かなり楽観的な様子だった」

「それは結局のところ良いことだ。僕たちは接近した戦いを望んでいるからね」

 またメルセデスのジョージ・ラッセルは、テストでも異次元の速さを見せているレッドブルが「今週は彼らだけ別次元」になるだろうと考えており、アストンマーチンがフェラーリやメルセデスと2番手争いをするだろうと考えている。

 そしてレッドブル、メルセデスと共に3強の一角を形成するフェラーリのドライバーたちもアストンマーチンがその戦いに加わってくると考えている。

 フェラーリのカルロス・サインツJr.曰く、アストンマーチンが脅威になるという噂は昨年12月の段階から流れていたという。

「彼らが風洞やシミュレータで良い数値を出していたことは皆知っていた」とサインツJr.。

「彼らは自分たちが見たものに対する興奮を隠すのに必死だったと思う。バーレーンにきたとき、彼らは僕たちと戦えることを確認したんだ」

「F1にとっても、(自身と同郷の)フェルナンドにとっても良いニュースだ。今年は僕たちの戦いに1チーム加わることになる」

 一方で当のアロンソは、周囲の期待をよそに冷静なコメントを崩していない。彼は開幕戦の目標が表彰台ではないと語った。

「レースではベストを尽くすけど(表彰台は)正直僕たちの目標ではない」とアロンソは言う。

「まだ1日半……僕の場合2日しか走っていないクルマだ。新しいパッケージだからまだ学んでいく必要がある」

「昨年は上位3チームが別次元にいた。彼らは4番目のチームすら周回遅れにすることもあって、同一周回でフィニッシュできるのはいつも7台くらいだった」

「だから1年でそんなに大きなステップを踏めるとは思えない。このマシンには満足しているけど、僕たちは地に足つけて頑張り続けないといけない」

 
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