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トヨタ、WECハイパーカーのトラックデビューを10月に延期

トヨタは、2021年のWECに参戦するハイパーカーのトラックデビューを10月にすることを目指しているという。

Jamie Klein

Jamie Klein

公開日時: 2020/05/03 3:03

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Toyota Gazoo Racing Hypercar rendering

 FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているトヨタは、2021年シーズンから導入されるハイパーカーについて、10月のトラックデビューを目指していると明かした。

 TOYOTA GAZOO Racing Europe GmbH(TGR-E、旧名TMG)の技術責任者であるパスカル・バセロンは、ル・マン24時間レースの主催者であるACO(フランス西部自動車クラブ)が行なったInstagramのストリーミング配信に登場した。

 当初、トヨタはGRスーパースポーツをベースとしたハイパーカーのトラックテストを、夏にスタートする予定だった。しかし新型コロナウイルスのパンデミックにより、WECの開催スケジュールが大幅に変更された。その結果、ハイパーカーが走るLMHクラス初年度にあたるWECの来シーズン開幕は2021年3月以降にずれ込んだ。

「当初のアイデアは、7月からテストを始めることだったが、現在の状況ではそうすることはできなかった」と、バセロンは語った。

「2021年最初のレースが3月になるという事実は、作業をするための時間を与えてくれた。ハイパーカーは10月にトラックへ出るだろう」

 トヨタの広報担当は、ハイパーカーの設計作業はすでに終わっているものの、特定サプライヤーのコンポーネントが不足していることから、マシン製造に遅れが出ていると認めた。

 特にカーボンファイバー材料の主要サプライヤーは、新型コロナウイルスの影響がヨーロッパで最も大きいイタリアにあるため、調達が困難になっているという。

 なおドイツ・ケルンにあるTGR-Eの拠点における設計およびエンジニアリング作業は、多くのスタッフがリモートで作業することにより、ほぼ通常通り進められた。

 ハイパーカーのルールは、昨年6月のル・マン24時間レースの直前にようやく固まった。そのため、昨年後半にバセロンは、2020-2021年シーズンまでにマシンの準備が間に合うかはギリギリだと認めていた。

 

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