arto team Thailand、2022年スーパーGTは参戦見送り。2023年の復帰目指す
昨年までスーパーGTのGT300クラスに参戦していたarto team Thailandは、渡航制限の影響もあり2022年シーズンを欠場することが分かった。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGTにおける海外チームとして、GT300クラスに参戦を続けていたarto team Thailand。2022年シーズンは同シリーズに参戦しないことがmotorsport.comの調べで分かった。
『arto』の愛称で知られるタイ人のステポン・サミタシャが率いるこのチームは、タイ戦でのスポット参戦を経て、2017年からGT300にフル参戦を開始。これまで86 MC、RC F GT3を採用してきたが、ポイントに届かないレースが続いていた。
そんな中、2020年からはコロナ禍の影響によりタイのチーム首脳陣やドライバーたちが日本に渡航できず。同年は開幕戦を欠場した後、佐々木雅弘と堤優威という日本人コンビで4戦を戦い、後半3戦はショーン・ウォーキンショーとマティアス・ベッシェがドライブした。
2021年もこの状況は続き、来日できないナタポン・ホートンカムに代わり、ジュリアーノ・アレジがウォーキンショーの相方を務めた。第7戦もてぎのQ1ではアレジがトップタイムをマークするなど光る速さも見せたが、結果的にポイントを獲得することはできずシーズンを終えた。
そして2022年も渡航制限の影響は続くことから、チームは同年の参戦見送りを決定した。しかし2023年にはグリッドに戻ってくることを計画しているようだ。
アレジは今季、GT500クラスへの昇格が決定しているが、一方でウォーキンショーはシートを失うことになった。ウォーキンショー曰く、彼は2023年にスーパーGTに戻ってくるため、今季はヨーロッパのGTシーンで戦うことを模索しているという。
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