11月に復活のF1トルコGP、観客を入れてのレースを予定。主催者側は10万人の収容に自信
F1トルコGPの主催者は、11月15日に決勝レースが行なわれるイベントにファンも参加できると発表。10万人の観客を招きたいと語った。
写真:: Sutton Images
2005年から2011年までイスタンブール・パークで開催されていたトルコGPがF1に復活する。コロナ禍の影響で多くのレースが中止になったことを受けて、それを補う形でカレンダーに復帰した。
11月13~15日に開催されるトルコGPは、今年限りの限定的なカレンダー復帰になる予定であり、観客を入れてのレースになるかは未定だった。
しかし、プロモーターのチェアマンであるヴラル・アクは、火曜日に記者会見を行ない、観客を入れてレースをすることができると語った。
アクは、イスタンブール・パークは開けた土地にあるため、最大キャパシティの約半分である10万人の観客を安全に収容できると考えている。
新型コロナウイルスの状況により計画の変更を余儀なくされる可能性もあるものの、アクは感染拡大防止プロトコルに従いつつ、大勢の人を集めることができると確信しているという。
「我々はあらゆる準備をしなければならない」と彼は話した。
「コロナの状況が今よりも悪化した場合、レースは無観客で行なわれる」
「しかし我々はこのトラックの最大収容人数を知っている。およそ22万人の観客がグランドスタンドやオープンエリアでレースを見ることができる」
「現時点では安全上の理由から一部のセクションを閉じ、約10万人の観客がソーシャルディスタンスの規則を守りながら、レースを観戦できるはずだ」
motorsport.comの調べによると、イベントに参加できるファンの数に関する最終的な詳細について、F1側はまだ承認していないようだ。10万人という数は非常に楽観的な目標であるため、より現実的なのは6~8万人規模だと考えられる。
トルコGPの一般入場券の価格は1日あたり30トルコリラ(約431円)になるという。プロモーターは利益を最大化するよりも、グランプリの成功に力を入れているとアクは述べた。
「通常、F1には特定の基準があり、チケットの価格も特定のレベルにある」
「しかしながら我々は、今回のイベントで経済的利益を得ようとしておらず、政府も我々を支援してくれている」
「チケットの価格は1日あたり30トルコリラだ。3日間で合計90トルコリラだ。チケットは来週発売され、非常に早く売れると思う」
2011年以来F1グランプリを開催していないイスタンブール・パークだが、アクはトラックコンディションはF1基準に達していると語った。
「オフィシャルが来て、路面のアスファルトとインフラを確認し、ほとんどすべてが昔のままだと言ってくれた」
「しかし(グランプリ開催まで)あと2ヵ月半しかない。より経験豊富なチームが来て、どのようなアップデートが必要かを確認することになる」
「我々は毎日レースが行なわれているかのように、トラックを準備してきたので、グランプリを開催することができるのだ」
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