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フェルスタッペン、サウジアラビア予選Q3のクラッシュは「酷い結果」

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPの予選Q3の最終コーナーでクラッシュしたことについて、「何が起きたのか分からない」と語った。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は、F1サウジアラビアGP予選最終アタックの最終コーナーでアウト側のウォールに接触し、ポールポジションを逃した。これについて当のフェルスタッペンは「何が起きたのか分からない」と語った。

 フェルスタッペンは予選Q3の最終アタックで、セクター1とセクター2で全体ベストとなるペースで走行。ポールポジションは確実かと思われた。しかし最終コーナーの立ち上がりでワイドに膨らんでしまい、アウト側のウォールに接触。タイム更新できなかったばかりか、右リヤサスペンションにダメージを負い、その場でマシンを止めることになった。

 この結果、予選3番手に終わったフェルスタッペンは、自身のミスは「酷い」としながらも、何が起きたのか分からないと語った。

「ああ、もちろん酷い結果だよ」

「でも全体的には、良い予選だったと思う」

「もちろん、このコースでタイヤを作動させるのは少し大変だったけど、ペースがあるのは分かっていた。そしてQ3でもそれを示すことができていた」

「でも何が起きたのかはよく分からないけど、ロックアップしてしまった。もちろんマシンをコース上に留めようとしたけど、リヤをぶつけてしまって、ストップしなければならなかった」

 今季のタイトルを目指すフェルスタッペンにとって、ハミルトンだけではなく、そのチームメイトであるバルテリ・ボッタスにも先行されてしまったというのは、厳しい結果だったと言えよう。しかしマシンが速いことは示せたので、決勝で何ができるか見てみたいとフェルスタッペンは語った。

「もちろん、3番手という結果には、少しがっかりしている。その周回が何を意味するのか、理解していたからね」

 そうフェルスタッペンは語った。

「それでも、マシンが速いことは示すことができた。レースで何ができるか見てみよう」

 フェルスタッペンにとってのもうひとつの懸念は、ウォールに接触したことで、ギヤボックスにダメージが及んでいるかどうかだ。もしギヤボックスを交換しなければならなくなれば、さらにグリッド降格ペナルティを科されることになってしまう。

「分からない。すぐに止めたからね」

 フェルスタッペンはギヤボックスについてそう語るに留めた。

 
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