またも赤旗でポールポジションを逃したフェルスタッペン「くだらない予選だった」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1第6戦アゼルバイジャンGP予選Q3終盤の赤旗でタイムを更新できず3番手。「下らない予選だった」と語った。
F1第6戦アゼルバイジャンGP、ポールポジション最有力候補だと目されていたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、Q3終盤の赤旗によりタイムを更新できず3番手。くだらない予選だったと不満をこぼした。
フェルスタッペンとチームメイトのセルジオ・ペレスは、フリー走行から素晴らしいペースを発揮。予選Q2ではワンツー体制を築き、下馬評通りの速さを見せた。
しかしQ3最初のアタックは、スリップストリームを活用できたシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が好タイムを記録し、フェルスタッペンは3番手に留まった。
だがQ3終盤、角田裕毅(アルファタウリ)がターン3でクラッシュ。これによりセッションは赤旗終了となり、ラップタイムを改善することが出来ず。ポールはルクレールが獲得し、フェルスタッペンは3番手に終わった。
フェルスタッペンは予選後、「正直言って、くだらない予選だった」と、計4度の赤旗が出た予選を振り返った。
「でもそれはそれとして、3番手にはなれた。僕たちは素晴らしいクルマを持っていた。FP3でのクラッシュからうまくリカバリーできていたし、全てが上手く機能していたと思う」
「こういうことは常に起こるものだ。Q3は不運だったが、ストリートサーキットではこういうことが起きるんだ。僕たちのクルマは強力だから、決勝ではタイヤを大事にして多くのポイントを獲得したいと思っている」
バクー市街地サーキットは、たびたびレースが波乱の展開となることがあるため、フェルスタッペンは”色々なこと”が起きる可能性があると予想している。
「もちろん、もう少し前からスタートしたいと思っていたけど、まだまだ多くの勝負が残っている」
「予選では色々なことが起きたから、決勝でも同じ様になるかもしれない。少しでもクリーンなスタートをして、そこからどうなるか見てみよう」
フェルスタッペンにとってタイトルを争う直接のライバルであるハミルトンは2番グリッドを獲得。前戦モナコGPでは下位に沈んだハミルトンとの接近戦を楽しみにしているかと訊かれたフェルスタッペンは、ルクレールも加えた三つ巴の争いに対して前向きな姿勢を見せた。
「ああ、もちろん。3台の異なるクルマがいるのは常に良いことだよね」
アゼルバイジャンGPでは2019年の4位が最高リザルトであるフェルスタッペン。前戦モナコGPと同様、初表彰台を優勝で祝うことを狙っているのは間違いないだろう。
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