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チームオーダー拒否のフェルスタッペン、メディアの報道やSNSの書き込みに「吐き気がする」と強く批判。しかし事実確認には口をつぐむ

マックス・フェルスタッペンは、サンパウロGPで起きたチームオーダーに関する論争について、メディアの報道とソーシャルメディアでの暴言を強く非難した。

Max Verstappen, Red Bull Racing

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、チームメイトのセルジオ・ペレスに対してポジションの返上を拒否したF1サンパウロGPから1週間。最終戦アブダビGPの事前会見にフェルスタッペンが出席して自らの意見を述べた。

 まずフェルスタッペンへの質問の焦点となったのが、既にドライバーズタイトル獲得を決めている彼が、なぜペレスへのアシストに回らず、6番手というポジションを明け渡さなかったのかという点だ。彼はこれについて「ポジションの問題ではない」としており、「レッドブルとのちょっとした誤解」が理由にあると説明した。

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 5月に行なわれたモナコGPの予選で、フェルスタッペンのアタック中にペレスがクラッシュしたことからチーム内の緊張が高まっているとの噂が流れる中、フェルスタッペンは次のように述べた。

「このことはシーズン序盤に起きたことに関係していて、それはメキシコで(レッドブルに)説明してある」

「チームは理解し、同意してくれた。ブラジルで僕は『とにかくできる限り最高の結果を出すためにレースをしよう」と思っていた」

「そしてちょっとした行き違いがあって、ポジションを入れ替えたりする可能性については何も知らされていなかった」

「最終ラップになって無線で言われた。僕が1週間前にそういう説明をした訳だから、彼らも僕がどういう反応をするかは分かっていたはずだ」

「あのレース(サンパウロGP)の後、僕たちは良い話し合いができた。問題を全て洗い出して解決することができたんだ」

「今思えば、もっと前から話し合いをすべきだった。僕は誰に対しても嫌なチームメイトになることはなかったんだからね」

「僕はずっとチームのことを第一に考え、チームに尽くしてきたし、彼らもそれを知っている。結局はチームワークが大事だからね」

「今回の件から学んだのは、僕たちはもっとオープンに、お互いにコミュニケーションを取らないといけないということだ」

 彼はさらにこう続ける。

「でもレース後、僕はメディアを通して悪い印象を持たれた。彼らは状況を明確に把握していないのにだ。あんな風にすぐに僕を貶めるのは正直言っておかしいと思う」

「なぜなら、彼らは僕がチームの中でどのように働いているのかを知らないからだ。それにチームが僕のことを評価しているということもだ。だから僕が読んだものはムカつくものばかりだった」

「しかもそれにとどまらず、僕の家族にまで攻撃を始めた。僕の兄妹や母親、ガールフレンド、父、そして僕に脅迫をした。実際に何が起きていたのかを知らないのに、それは行き過ぎていると思う。絶対にやめるべきだ」

「僕に文句を言うのは構わない。ただ僕の家族にまで危害を加えるのは許せない」

「それでも前に進むしかない。正直言ってチェコとは良い関係だ。でも全体像を把握していない人がすぐにああやって攻撃を始めるのが理解できない。いつか彼らにも何が起きていたのか分かる日が来ればと思う」

「ファンに限らず、パドックの多くの人が僕について書いていることは本当に馬鹿げている」

 motorsport.comはフェルスタッペンに対し、彼がメディアの報道の正確さを懸念していることを受けて、シーズン序盤に起こっていたこととは具体的に何なのか説明するよう求めた。するとフェルスタッペンはこう答えた。

「それは僕とチームの間のことだから、詳しく説明するつもりはない」

「でも事実を知らない人たちが、すぐに悪いことばかりを書き立てるのは本当に残念だ」

「なぜそうなるかは分からないけど、結局そういうことを書くことにとって、ソーシャルメディアでの問題を助長しているんだ。だからそういうのを読むと本当にガッカリする」

「僕は自分がどういう人間か分かっているし、チームも分かっている。僕はチームにとって良い人間であり続けている」

 その後フェルスタッペンは、メディアに対して不信感があるならなぜ事実関係をハッキリさせないのかと問われたが、「僕たちはそれをチームと僕との間の話にとどめているからだ」と再度答え、こう続けた。

「でも、言ってしまえばみんな本当のことを知らないんだ。だから記事を書く必要はない」

「そういういい加減な報道が出回ることにはうんざりしているんだ。何かネガティブなことが起きたらそれが強調される」

「僕は何も悪いことをしていないのにこういうことになるのは、正直吐き気がする。みんな実際に起きていることを勘違いしているんだ」

 
 
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