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メルセデスと1秒差……レッドブルのフェルスタッペン「決勝ではできる限りのことを」

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、イギリスGPの予選が、金曜日と同じ暑いコンディションで行なわれていたとしても、メルセデス勢ふたりを負かすのは難しかっただろうと考えている。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの金曜日に行なわれたフリー走行1回目で、トップタイムを記録した。この時のコンディションは、気温35度。イギリス史上3番目に暑い1日だったという。

 この結果を見ると、暑いコンディションとなればレッドブルのマシンは、メルセデスと同等であるとも見られた。しかし涼しくなった土曜日の予選では、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。フェルスタッペンに対して1秒もの大差をつけた。

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 フェルスタッペンは、予選がもっと暑いコンディションで行なわれていたなら、メルセデスとの差は小さくなっていただろうと語るが、1秒の差を埋めるには十分ではなかったと考えている。

「コンマ数秒、その差を縮めることができるくらいだっただろう」

 気温が高かったとしたら、メルセデスにもっと近付くことができたと考えるかと尋ねられたフェルスタッペンは、そうmotorsport.comに対して語った。

「暖かい気候が、それほど大きな違いを生むとは思わない。今日の気温が35度だったとしても、僕は3番手だったはずだ」

「それは、おそらく少しは僕の助けになっただろう。でも、そんなに大きくはなかった」

 メルセデスは今季ここまでの4戦でポールポジションを独占。直近の3戦では、レッドブルに対して1秒以上の差をつけている。

 それでもフェルスタッペンは、自身の予選でのパフォーマンスに満足。メルセデスとの1.022秒差は、驚くようなモノではなかったと語った。

「いや、驚くようなことじゃない。僕らはまだマシンを学び、改善しようとしているところだ」

「でも、予選自体は全体的に見ればまあまあだったと思う。どうやっても、3番手だった。僕にできることは、これ以上はなかった」

「Q3の最後のラップは、かなり良かった。最終コーナーではもう少しタイムを削ることができたかもしれないけど……メルセデスとの差は大きい。僕はできる限りベストを尽くそうとしたんだ」

「僕らは、現時点では3番目だ。僕らはその位置を確保した。レースをスタートする上では、7番手よりもずっと良い」

 決勝ではメルセデスと戦うことができるか? それを尋ねられたフェルスタッペンは、次のように語った。

「普通にやったら、それは無理だろう。でも、僕らは良いスタートを切ろうとしている」

「そこから、できる限りのことをするつもりだ」

「少しでも彼らについていくことができたのなら、僕らはそれに満足するだろうし、いくらかのポイントを獲得できると思う」

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