ベッテル、新マシンの“名前”明かす。アストンマーチンと縁深い『007』にちなんだものに
セバスチャン・ベッテルは2021年シーズンを戦うアストンマーチンのF1マシンに、ジェームズ・ボンドにちなんだ名前を付けた。
写真:: FIA Pool
過去F1で4度のドライバーズチャンピオンに輝いてきたセバスチャン・ベッテルは、自らのF1マシンに女性の名前を付けてきた。それも『官能的なリズ』『マルゲリータ』『ケイトの汚れた妹』など、彼の独特なネーミングセンスが垣間見えるものだった。
ベッテルは今季、フェラーリからアストンマーチンに移籍。新天地で復活を目指すことになるが、彼は今季の相棒となるAMR21の名前が『ハニー・ライダー』であることを明かした。
ハニー・ライダーとは、1962年に公開された映画『007』シリーズの第1作『007/ハニー・ノオ』に登場した“ボンドガール”の名前。アストンマーチンは007シリーズの主人公であるジェームズ・ボンドの愛車の代表格としても知られており、同シリーズに深い関わりを持っている。そういった経緯からベッテルはこの名前を付けたようだ。
ベッテルは新しいマシンの名前について次のように語った。
「ハニー・ライダー……こういう名前は初めてだ。新しいストーリーが始まるから、良いと思ったんだ」
さらにベッテルは、007シリーズの中でもドクター・ノオがお気に入りで、ボンド役の俳優もショーン・コネリーが気に入っていると続けた。
「好きな映画? 好きなボンド? ショーン・コネリーもそうだし、公平に言えばピアース・ブロスナンも僕の青春だね。でもショーン・コネリーは良いスタイルだと思うんだ。どの映画が良いか? 最初の作品が本当に好きなんだ。要するにハニー・ライダーから始まった訳だからね」
ベッテルは今季のプレシーズンテストを充実した形で終えることができなかった。信頼性のトラブルにも見舞われ、走行機会が「100周足りていない」とコメントしていたベッテルだが、このような状況にあっても大きな心配はしておらず、短いフリー走行の時間も活かしながらチームは進歩を遂げられると考えているようだ。
「これから起こることに対して、誰もが完璧な準備をしている訳ではないと思うんだ」とベッテル。
「レースはたくさんあるんだ。テストではあまりうまくいかなかったけど、そういうこともある」
「僕たちは今妥当なポジションにいると思っている。だからこそ走行時間を活用して、すぐに予選、決勝に向けて調子を上げていけるようにしたいね」
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