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スーパーフォーミュラ

バーチャルながらリアル同様の限界バトルを披露……トップ争いを展開した坪井と平川が感想語る

『グランツーリスモSPORT』を使用して初めて行なわれたスーパーフォーミュラ現役ドライバーによるバーチャルレース。優勝した坪井翔はガス欠寸前のギリギリの状態でのフィニッシュだったことを明かした。

吉田知弘

編集: 2020/05/19 10:50

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平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL, 坪井翔 P.MU/CERUMO・INGING

 5月17日にJSPORTSで放送されたスーパーフォーミュラのバーチャルレースで優勝を飾った坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)と2位の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、番組内でレースの感想を語った。

 新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が大幅にずれ込んでいるスーパーフォーミュラ。そんな中、レースを待ちわびるファンのためにPlayStation4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』を使ったバーチャルレースを企画。5月14日に収録という形でレースを行ない、その模様はJSPORTS 2およびJ SPORTSオンデマンドで5月17日19時00分から放送された。

 レースは序盤から坪井と平川の一騎打ちに。前半は坪井がリードしていたものの、その背後で燃費走行をしていた平川が途中のピットストップでの作業時間短縮に成功し逆転。後半も順調に周回を重ねていた。一方の坪井はコース外走行でペナルティをとられてしまい平川の優勝が確実かと思われたが、最終ラップに入る手前で燃料が足りないことが判明した平川は急きょ2度目のピットイン。予想外の形でトップに浮上した坪井が、バーチャルレース初代勝者となった。

 予選アタック前には「スーパーラップがこんなに緊張すると思わなくて手が震えた」という坪井。レース後の公式映像のインタビューに対し、平川とのバトルをこのように振り返った。

「作戦が1ストップと2ストップで分かれる中、ずっとトップを走っていたので1ピットにするしかないなと思っていました。相当タイヤがキツくて、平川選手もけっこう速かったので厳しかったです。(後半スティントの)最後は平川選手の後ろを走っていて、燃料も足りなくなっていたので『今日は2位だ……』と思っていたんですけど、まさか平川選手があそこ(最終ラップ手前)でピットに入るとは思っていませんでした」

「非常にタイヤと燃料のことを計算に入れた上でレースをしなければいけなかったので、すごく難しかったです。だけど結果的に優勝することができたので嬉しいです」

 一方、最終ラップ手前で予想外のピットストップを強いられた平川。後半の坪井とのバトルで予想以上に燃料を消費してしまったことが、最後の“誤算”につながったと語った。

「坪井選手が速いことは練習から分かっていました。でも(後半スティントは)意外に抜かれなかったので自分のペースで最後まで走っていました。ただ、ラスト2周になって燃料が足りないことに気づいて、頑張って燃費をセーブしようと思ったんですけど、(ゴールまで走り切るのは)無理ということでスプラッシュをすることになりました。ピットインした時にちゃんと(十分な燃料を)入れたんですけど、思ったより燃料を使ってしまいました」

 また番組内でふたりは、シーズン開幕を待ちわびるファンに向けてメッセージを贈った。

 平川は「今回のSFバーチャルレースを通して、少しでも皆さんを元気づけられればなと思います。収束にはまだ時間はかかると思いますけど、コロナに負けずに皆さん一緒に頑張りましょう」とコメント。

 坪井も「今は実車で走れないので、eスポーツで盛り上がっていますが、(実際のレースが)開幕したら、是非サーキットに来ていただいて、僕たちの応援をしていただければなと思います。またサーキットで会いましょう!」と、サーキットでファンと再会できる日が来ることを楽しみにしている様子だった。

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