Automotive

フォルクスワーゲンが新型エンジンを発表。EVシフト鮮明も”まだ”内燃機関は必要

フォルクスワーゲンは電気自動車普及に向けてシフトしてきたが、まだ内燃エンジンの開発を停止した訳では無い。7月18日にVWは新型1.5リッターターボチャージャー付きエンジンを発表した。

編集: 2022/07/19 8:51

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Screenshot 2022-07-18 at 14-36-31 Nem mondott le a belsőégésű motorokról a Volkswagen be is mutattak egy újat

 ディーゼルゲート事件以来、大手自動車メーカーのフォルクスワーゲンはイメージの払拭のためにも電気自動車開発に注力してきたが、まだ内燃エンジンの開発を停止したわけではない。

 彼らは2018年にEV専用に開発されたモジュラープラットフォーム「MEB」を発表。従来の内燃エンジンの開発も2020年代半ばで終了させるといったような、EVシフトの姿勢を鮮明にしてきた。

 しかし彼らは今のところ、内燃機関に対する投資を継続している。7月18日にVWは新型エンジンとなる”1.5 TSI evo2”(152PS)を発表。evo2の名前が示すようにこれは改良型のエンジンで、ターボチャージャー付き4気筒エンジンとなっている。

 このターボチャージャー付きエンジンは、三元触媒とガソリン・パティキュレート・フィルターをエンジン付近に設置された単一のエミッションコントロールモジュールに収めることで、更に効率が高められているとVWは発表している。

 VWはレアメタルへの依存度を下げながら、今後10年でヨーロッパに導入されるであろう排ガス規制強化への備えを進めているということだ。2025年には欧州で新たな排ガス規制のユーロ7が導入される予定だ。

 このエンジンにはさらに進化させた気筒休止技術”ACT plus”が投入されており、4気筒から2気筒へ、2気筒から4気筒へより無駄のない気筒休止を行なうことができるようになったとされている。VWは『切り替えに気がつくのも難しい』ほどで、スムーズな運転を実現すると主張している。

 この新エンジン”1.5 TSI evo2”はまずコンパクトSUVモデル『T-Roc』シリーズに搭載されていく予定だ。プラグインハイブリッドモデルでは272PSを発揮するとされており、PHEVパワートレインは、2023年にデビューと見られる次世代VW『パサート』やVW傘下のシュコダ『スペルブ』にも搭載される可能性がある。

 ただVWは、あくまでも内燃機関は電化戦略を補完するものと位置づけており、EV車の拡大に対する意欲を依然として示していて、2030年にはEV車を販売シェア全体の70%に引き上げることを目指している。なお、VWは充電インフラが十分に整っていない地域があることも認識しており、当分の間は従来通りのエンジンを積んだ自動車が存続することになる。

 一方でVWグループ傘下のポルシェとアウディは、レギュレーション改定が控える2026年以降のF1参戦に向けた動きを加速させており、正式発表はまだだが、彼らの参戦は確実視されている。なお2026年からF1で使用されるパワーユニット(1.6リッターV6ターボハイブリッド)は、開発コストが高く複雑であることが指摘されてきた熱エネルギー回生システム(MGU-H)が廃止され、内燃エンジンに使用する燃料は100%持続可能なモノとなる予定だ。

 

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