ウイリアムズ、フォーミュラEのバッテリーなど手掛けた関連会社を売却へ
ウイリアムズは、ウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングの株式の過半数を売却することで合意したと発表した。
Williams battery
Sam Bloxham / Motorsport Images
ウイリアムズF1チームを所有するウイリアムズグループは、関連会社であるウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング(WAE)の株式を投資会社に売却すると発表した。
2011年に設立されたWAEは、ウイリアムズグループのエンジニアリングサービス事業を請け負っており、フォーミュラEのシーズン1からシーズン4までバッテリーを独占供給していた。現在従業員は300人を超え、異なる40の技術プロジェクトの下で働いている。
WAEの株式は、EMKキャピタルが管理する未公開株式投資会社に売却される模様だ。またウイリアムズは、WAEの事業に関する少数株主持分を保持するようだ。
ウイリアムズCEOのマイク・オドリスコルは次のようにコメントした。
「WAEは我々の手によって、今や多くのクライアントを抱える企業に成長した」
「WAEがテクノロジーを今後さらに発展・拡張していくために、株式の過半数を売却する時が来たのだ。EMKキャピタルには成功の実績があるので、WAEはこれらの機会を活用して、そのポテンシャルを最大限発揮するだろう」
また、WAEのマネージングディレクターであるクレイグ・ウイルソンはこう付け加えた。
「ウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングは、エネルギー効率の良い高度なソリューションを顧客に提供することで、高い評判を得てきた」
「これらの専門知識と、電気、軽量構造、空力などにおける当社の技術は、今後ますます重要なものになっていき、世界的な需要も高まっていくだろう」
「新しいオーナーシップとなることでWAEは、自社のビジネスにおいてポテンシャルを最大限発揮するための技術や、新たな分野に投資することができる」
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