F1

“ラティフィ・マネー”、なくても大丈夫? ガルフらと契約のウイリアムズは資金面に自信「以前より安定したポジションにある」

ウイリアムズは昨年までチームに所属したニコラス・ラティフィによる持ち込みのスポンサーマネーを失ったものの、2023年に向けて商業的な地盤は強固なものだと主張する。

Luke Smith

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公開日時: 2023/02/13 11:39

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Williams FW45 livery detail

 2023年はアレクサンダー・アルボンとローガン・サージェントのコンビでF1を戦うウイリアムズ。同チームで3シーズン戦ったニコラス・ラティフィを昨シーズン限りで放出し、アメリカ人のサージェントをFIA F2から昇格させた形だ。

 ラティフィは『Lavazza』や『Sofina』など、ウイリアムズに複数のスポンサーを持ち込んでいた。ウイリアムズは今季それらのスポンサーを失うことになるが、新たに歴史あるガルフ・オイルとのパートナーシップを締結した。

 ウイリアムズの商業部門の責任者であるジェームス・バウワーは、チームが「再建に向けた複数年の商業プラン」の真っ只中にあると語り、ラティフィ離脱による影響の大きさについて否定している。

「ここ最近の体制変更により収入が減少しているという見方があるようだ。そういう見方もあるかもしれないが、実情は少し異なっている」とバウワーは言う。

「我々は今シーズンに向けて、いくつか新パートナーとの契約を発表した。そのためここ数シーズンチームが置かれてきた状況と比べて、より安定したポジションにいると思う」

「また我々は市場での存在感という点でも意欲的でアグレッシブだ。またウイリアムズのブランドを確立するためにどんな投資をしていくかという点においても同様だ」

「そしてもちろん、その一環で商業的パートナーとしてガルフを迎えられることも本当に楽しみなことだ」

Logan Sargeant, Williams

Logan Sargeant, Williams

Photo by: Williams

 ガルフ以外にも、ウイリアムズは2月11日(月)マシン発表会の中で独立系金融サービス会社のスティーブンス、アメリカのビールブランドのミケロブ・ウルトラ、貿易会社のピュアストリームなど、多くのパートナーと新たに提携を結んだことを発表している。そして2007年のスコット・スピード以来となるアメリカ人フル参戦ドライバーを走らせることで、2023年はF1旋風が吹くアメリカから大きな注目を集めることとなるだろう。

 アメリカ系スポンサーからの関心の高まりについて尋ねられたバウワーは、ウイリアムズは既に「パートナーシップを提案するために多くの分野に投資している」として、視点は特にアメリカへ向けられていると説明している。

「我々はアメリカ・ニューヨークにオフィスを持っている」とバウワーは言う。

「そのオフィスには、以前NFLでファンエンゲージメントを担当したSVPが率いる大規模なファンエンゲージメントチームがいる。メンバーにはアメリカのスポーツマーケティングの専門家が多数在籍している」

「我々はアメリカでのレースにおけるファン交流の活性化を図り、市場にある資産に投資している。ローガンをはじめ、ジェイミー・チャドウィックがアカデミーに参加し、インディNXT(旧インディ・ライツ)に参戦することで、商業的な重心を築くことができた」

 

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