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クビサ、F1レギュラーシート再獲得を諦めずも「また最後尾を走ることはしたくない」

ロバート・クビサは、昨年ウイリアムズで厳しい戦いに直面したにもかかわらず、再びF1でレースをすることを完全には諦めていないようだ。

Robert Kubica, Orlen Team ART

写真:: Alexander Trienitz

 かつてBMWザウバーなどで活躍したロバート・クビサは、2011年のラリー事故によって右腕に重傷を負って以降はF1から離れていたが、2019年にウイリアムズから劇的なカムバックを果たした。

 しかし、ウイリアムズでのシーズンは厳しいものとなった。クビサは毎戦グリッドの最後方に追いやられ、チームメイトでルーキーのジョージ・ラッセルのタイムを上回ることができなかった。これは彼にとって大きなフラストレーションであった。

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 クビサは1年でウイリアムズのシートを失うと、今季からはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦する傍ら、アルファロメオのテストドライバー兼リザーブドライバーを務めており、金曜フリー走行に出走するなどしている。

 そんなクビサはmotorsport.comのインタビューに対し、F1で再びレースをするという道は完全に閉ざされた訳ではないが、チャンスがない中で渇望するほどではないと語った。

「ここ数年の僕の状況が、絶対というものがないことを示しているんだ」

「それを決して排除してはいけない。僕に起こったことが教えてくれたのは、僕に限らず大きな事故に遭おうが難しいカムバックをしようが、絶対という言葉はないということだ」

「同時に、今の状況を現実的に見ないといけない。もちろんチャンスが巡ってくれば検討するけどね」

 2006年にF1デビューを果たしたクビサは、ラリー事故によって突如F1キャリアを絶たれたため、半ば不完全燃焼となっていた。しかし2019年に再びレースができたことによって、その感覚もいくらか薄れたようだ。

「僕はF1に2度挑戦した。2006年にデビューして、その後なんとか戻ってこれた。2019年に得たチャンスは僕にとって特別なものだった」

 そうクビサは語った。

「もちろん、ウイリアムズで直面したパフォーマンスのなさや困難な状況は、そこに影を落としたかもしれない。でもリザルトを度外視すれば、2度もF1に挑戦できたことは僕のキャリアにおいて本当に素晴らしいことだったんだ」

「将来については予想するのが難しいので『ノー』とは言えない。でもF1にもう出られないからといって世界が終わるわけじゃない」

「もし可能性があるとしたら、まずは状況を見極める必要がある。僕はずっと最後の方を走るということはしたくないんだ。それは今の僕にとって意味のないことだ。ただチャンスというものは限られているから、どうなるかは分からない」

 

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