速報ニュース
F1 バーレーンGP
F1開幕戦で物議醸したトラックリミット問題、解釈が一貫しない様はまるで“シェイクスピア”?
メルセデスF1チームのトト・ウルフは、バーレーンGPでトラックリミットに関する論争が起きたことを受け、FIAがアプローチを明確化するよう求めた。
Filip Cleeren Stuart Codling
公開日時: 2021/03/29 9:59
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2021年F1開幕戦バーレーンGPの勝負の鍵となったともの。そのひとつに、“トラックリミット”が挙げられるだろう。
レース残り4周、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が首位を走るルイス・ハミルトンをターン4でオーバーテイク。しかしその際にトラックリミットを逸脱してしまったため、フェルスタッペンはハミルトンに順位を譲らなければならなかった。
Read Also:
予選ではターン4でトラックリミット違反を犯した際にはラップタイム抹消の措置が取られていた一方で、決勝レースに関しては縁石の外にマシンが出ても問題ないと多くのドライバー・チームが解釈していた。しかしながらハミルトンはレース中、チームからターン4では白線の内側に留まるよう指示を受け、無線でも困惑している様子であった。
このように、トラックリミットがどう適用されるのかについてレース中に混乱が生じたが、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフはFIAに対し、今後はより明確で一貫性のあるものとするよう求めた。
「私も皆さん同様混乱している」とウルフは語った。
「レースの序盤では、ターン4のトラックリミットに関しては制裁を受けないと言われていた。しかしその後突然、このままワイドに走っているとアドバンテージを得たと判断されてペナルティとなる可能性があると聞かされた」
「そして最終的には、それが我々の勝ちに繋がったわけだ。マックスはレースディレクターの判断でワイドに走ってアドバンテージを得たとされ、ポジションを返上しなければならず、我々が勝利を掴むことになった」
「だからこのようなメッセージを送るかについて一貫性が欲しい。彼らの指示は明確かつ不可侵なものでなければいけないし、シェイクスピアの小説のように解釈の分かれるものであってはいけない」
ウルフはまた、メルセデスのスポーティングディレクターを務めるロン・メドウズと共にFIAのレースディレクター、マイケル・マシと連絡を取り、説明を求めたことを明かした。
「ドライバーが受け取ったメッセージは至極単純なもので、ターン4のトラックリミットに関してはレース中に取り締まられないというものだった」とウルフは続ける。
「ロンと私はマイケルとレース中に話をした。マイケルはレースノートについて言及して『ああ、でもそれはアドバンテージを得ていない場合に限る。それはノートにも書かれている』と言った。そんなもの私は見た記憶がない」
「誰もが理解できるようなシンプルなものでなければならないと思う。つまり、ドライバーたちが何が許されて何が許されないのかを思い出すために紙をマシンの中に持ち込む必要があるような状況ではいけない」
Read Also:
- 惜敗フェルスタッペン、ハミルトンに進路を譲るより「ペナルティの方がよかった」
- マックス・フェルスタッペン、レース終盤ハミルトンに“再アタック”できなかった理由とは?
- ルイス・ハミルトン、F1バーレーンGP逃げ切り勝利「今までで一番厳しいレースだった」
- 角田裕毅、F1デビュー戦で入賞……日本人初の快挙「アロンソを抜いた時は感動した」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 予選5番手ガスリー、失望のリタイア。アルファタウリ代表「彼は運が悪かっただけだ」
次の記事 アロンソ、F1復帰初戦は”サンドイッチの包み紙”に泣かされリタイア「レースは楽しめた」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Filip Cleeren

メルセデス、ラッセルの復調で慎重に?「どちらかのドライバーを優遇しないよう戦略判断を見極めなければ」
F1
F1
バーレーンGP
1 時間前
メルセデス、ラッセルの復調で慎重に?「どちらかのドライバーを優遇しないよう戦略判断を見極めなければ」

同じPUなのになぜ? メルセデスとマクラーレンのストレートスピードが段違いだった理由
F1
F1
アゼルバイジャンGP
22 時間前
同じPUなのになぜ? メルセデスとマクラーレンのストレートスピードが段違いだった理由

F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
2 日前
F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」

More from
メルセデス

”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
5 時間前
”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」

「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる
F1
F1
アゼルバイジャンGP
3 日前
「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる

16番手スタートのアントネッリ、“おばあちゃんみたいな走り”で5位をゲット「リスクは一切取らなかった」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
3 日前
16番手スタートのアントネッリ、“おばあちゃんみたいな走り”で5位をゲット「リスクは一切取らなかった」
最新ニュース

メルセデス、ラッセルの復調で慎重に?「どちらかのドライバーを優遇しないよう戦略判断を見極めなければ」
F1
F1 F1
バーレーンGP
1 時間前
メルセデス、ラッセルの復調で慎重に?「どちらかのドライバーを優遇しないよう戦略判断を見極めなければ」

F1ドライバーになるために”必要なこと”を鍛える、ハースとトヨタの育成プログラム「それが結果に繋がっていけばいいと思う」
F1
F1 F1 1 時間前
F1ドライバーになるために”必要なこと”を鍛える、ハースとトヨタの育成プログラム「それが結果に繋がっていけばいいと思う」

ヤマハ、小椋藍の活躍に大いに期待「日本の”失われた”バイクへの情熱を復活させてくれるはず」
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
2 時間前
ヤマハ、小椋藍の活躍に大いに期待「日本の”失われた”バイクへの情熱を復活させてくれるはず」

”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
5 時間前
”若き天才”同士のリスペクト。アントネッリ、フェルスタッペンからの学び「彼のすぐ近くで走っていると、分かることがある」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録