ザルコ、期待以上のシーズンに「ワールドチャンピオンになることが目標!」
プラマックレーシングのヨハン・ザルコは、2021年シーズン前半戦を期待していた以上の出来と評価し、タイトル獲得を目指すと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
プラマックレーシングのヨハン・ザルコは2021年シーズンの前半戦9レースを終えた時点で、4度の表彰台を獲得。ポイントランキングでは首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)と34ポイント差の2番手につけている。
そのザルコは前半戦を以下のように評価した。
「これまでのところ、期待していた以上のシーズンになっている。開幕の時には想像できなかった」
「でもここ(ポイントランキング2番手)にいる以上は、チャンスをものにしなくちゃだ。タイトル争いをして、チャンピオンになることが僕の最終目標なんだ」
「今、僕にチャンスが巡ってきているのだとすれば、賢く掴み取りにいかなければならない。思っていたよりも良いシーズンになっているからといって、休むわけにはいかないよ」
「この機会を掴み取らなくちゃね。シーズン前半には満足している」
「タイトル争いのことだけを考えると、アッセン(第9戦オランダGP)でファビオからポイントを奪えなかったことは残念だけど、ランキングで僕に続く選手に対してポイントを稼げたのは良かったね」
「そう、だから今回も良い作戦だった」
2021年シーズンの戦いで、ザルコは未勝利ながらもドゥカティ勢の中で最もポイントを稼いでおり、ファクトリーチームのライダーも上回っている。しかし彼は、最大の目標はあくまでクアルタラロを倒すことであるとし、ドゥカティのトップになることではないと認めている。
「目標はファビオの前にいることで、ドゥカティのトップになることじゃない」と、ザルコは言う。
「ファビオの後ろにつくことで、僕はドゥカティのトップになるわけだけど、それは僕にとって重要じゃない」
「チャンピオンシップにおいてこんな良い位置にいるからには、目標はもっとポイントを稼いで、夢であるワールドチャンピオンになることだ」
「(ジャック)ミラーと(フランチェスコ)バニャイヤとはお互い良く理解しているよ。ドゥカティには3人の素晴らしいライダーがいて、お互いに争うことはないということだ」
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