「将来ヤマハはテック3よりもVR46を顧客チームとして選ぶ」とテック3
テック3のチーム代表は、将来的にヤマハはテック3よりもロッシが運営するチームVR46を顧客として選ぶだろうと考えている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
テック3のチーム代表であるエルベ・ポンシャラルは、将来的に選択肢があれば、ヤマハはテック3よりもバレンティーノ・ロッシが運営するチームVR46をサテライトチームとして選ぶだろうと考えている。
2018年末にはヤマハとの契約が切れるロッシ。もし彼が2018年限りでライダーを引退した場合、彼が自身のチームの運営に注力する可能性は高い。
彼のVR46はMoto2とMoto3に参戦しており、MotoGPを運営するドルナのCEOであるカルメロ・エスペラータは、MotoGP最高峰クラスのグリッドが全て埋まっていたとしても、ロッシのチームのために特別にグリットの空きを用意すると昨年語っていた。
ロッシとヤマハは長年契約を交わしてきているため、もしVR46がMotoGP最高峰クラスに挑戦することになれば、ヤマハがVR46にバイクを供給する可能性は高いだろう。
しかしヤマハは、伝統的にサテライトチームは1チームとしているため、もしVR46をサテライトチームとして選択することになれば、テック3とのパートナーシップは解消される可能性がある。
テック3のチーム代表であるポンシャラルは次のように語った。
「今まで我々はヤマハと話し合いをしてきた。私が"ヤマハのバイクがグリッドに6台並ぶことはできるだろうか?"と訊くと、彼らは"いや、多すぎる"と言っていた」
「"もしVR46とテック3からバイクを供給するように依頼されればどちらを優先するんだ?"と私が訊くと、彼らの答えはVR46だった。これは明白なことだ」
「ロッシに協力にしたくない」
現在MotoGPに参戦するサテライトチームは、ドルナと2021年まで参戦契約を交わしている。つまりその間に新参チームが参入を試みる場合、既存チームを買い取るか、ドルナと現在参戦する全チームからの承認を得られなければ参戦することはできない。
「我々は2017年から2021年までドルナと参戦契約を締結している。既存チームと提携するなどの取引をしない限り、新参者は誰も参戦することはできない」
そうポンシャラルは語る。
「私が彼に協力することはない。彼ならアスパーやアヴィンティア、LCRなどのチームを買い取ることはできるだろうが、彼はそれを望んでいないと思う」
「彼のチームが新たに参戦する場合、彼はドルナからの救済を得る必要があるだろう。しかし我々のような独立チームにも権利があり、契約を締結している」
「全員が新しいチームの参戦を承認しない限り、不可能なことだ。(彼が参戦できるのは)2022年以降のことだろう」
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