
バサースト12時間の舞台であるマウントパノラマ・サーキットでコースレコードを記録したブラバムBT62が、F1開幕戦オーストラリアGPの際にデモ走行を披露する可能性を検討しているようだ。
デイビッド・ブラバム率いるブラバム・オートモーティブが開発したハイパーカーBT62は、現在オーストラリアの各地でデモ走行を披露している。その最新のマシンが、F1オーストラリアGPの際にも、デモランを行うことになりそうだ。
ブラバムBT62は、先日行われたバサースト12時間レースの際にもアタックランを披露し、ルーク・ユールデンのドライブにより1分58秒69というコースレコードを叩き出した。
現時点ではオーストラリアGPでのデモは決まっていないものの、デビッド・ブラバムはmotorsport.comに対し、オーストラリアGPのオーガナイザーと交渉中であることを明かした。
「いくつかのイベントが予定されている。次はアデレイド500だ。そして、オーストラリアGPとも、マシンを持っていくことについて話をしている」
そうブラバムは語った。
「イベントという意味で言えば、今年はたくさんのことが起きる。マシンを展示したり、デモ走行を披露するのだ」
「このマシンに対する、オーストラリア中の熱狂を目にするのは、素晴らしいことだ。なぜなら、これはオーストラリアで組み立てられているのだからね。オーストラリアは、世界を目指すこういったクルマがあることを、誇りに思うべきだ」
「このマシンはずっと、レースのDNAを持つように設計されている。そのパフォーマンスによって、これが優れたサーキットマシンであることが分かる」
「我々の会社は、次の段階に成長しなければならない。しかし、マシンが達成してきたことについては、非常に誇りを持っている」
ブラバムはWEC(世界耐久選手権)の2021-2021年にこのBT62に参戦することを目指しているが、それ以前にも何らかのレースに出場したいと考えている。
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シリーズ | F1 , Automotive |
執筆者 | Andrew van Leeuwen |
ブラバム復活のハイパーカー、BT62がオーストラリアGPでデモラン?
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