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F1の遺伝子を持つ『メルセデスAMG ONE』のオンボード動画公開! ホッケンハイムで激走

メルセデスがF1で培ったハイブリッドドライブ技術を初めてロードカーへ持ち込んだ『メルセデスAMG ONE』が、ホッケンハイムを激走した。

mercedes-amg-one-2022

 メルセデスF1のDNAに持つメルセデスAMG『ONE』がホッケンハイムを走行したオンボード映像が公開された。

 メルセデスAMG ONEは、生産までこぎつけたロードカー・プロジェクトの中で最も野心的な車両のひとつだろう。このハイブリッドハイパーカーは、メルセデスAMGの創業55周年を記念し、メルセデスAMG F1チームが培った技術を使って作られた脅威のマシンなのだ。

 メルセデスAMG ONEのエンジンは、F1で使用されているパワーユニットを製造しているブリックスワースのAMGエンジン工場で製造される。

 ドライブトレインの中心には、PU106Cと呼ばれる1.6リッターV6ターボエンジンを搭載。最大回転数11000rpm、428kW(582PS)を発生させる。ターボチャージャーのシャフトには約90kWの電気モーター、つまりF1で言うところの熱エネルギー回生システム(MGU-H)が搭載。常にブースト圧を維持し、まるで自然吸気エンジンかのような鋭いレスポンスを実現する。

 その他にも、モーターは3基搭載。120kWのMGU-K(クランクシャフトに接続されたモーター)の他、フロントアクスルにも2つの120kW電気モーターが個別にトルクを配分、エネルギー回生を行なう。システム合計出力は782kW(1063PS)と、圧巻のスペックを誇る。

 F1のようなプッシュロッドサスペンションの他、F1では使えないアクティブエアロシステムも採用されている。また、サーキット走行時にストレートでのスピードアップを図るDRSモードも備えている。

 公開されたオンボード映像では、長年メルセデスAMGのファクトリードライバーとして活動しているマロ・エンゲルがメルセデスAMG ONEのステアリングを握り、ホッケンハイムを走行した。

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 公開されているオンボード映像はフルラップではないものの、フロントのアクティブエアロシステムが稼働している様子や、ハイブリッドパワーが発揮されている音が確認できる。

 メルセデスは、動画を公開したツイートで『電力消費率:32 kWh/100 km|燃料消費率:8.7 I/100km(約11.5km/L)|CO2排出量:198 g/km』と補足している。

 残念ながら市販価格は270万ドル(約3億円)、限定275台はすでに完売していると伝えられており、ドライブできる機会はめったにないだろう……。もしあなたがその幸運なチャンスを得られたとしたら、どのサーキットにメルセデスAMG ONEを持ち込んでホットラップを楽しみたいだろうか?

 
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