【耐久】アウディ撤退後のジャービスがベントレーに加入

昨年のアウディWEC撤退を受け、オリバー・ジャービスはベントレーに加入し、ブランパンGTシリーズに参戦することを発表した。

 2016年のアウディのWEC(世界耐久選手権)撤退までLMP1クラスのドライバーを務めてきたオリバー・ジャービスはベントレーに加入し、Mスポーツ・ベントレーからブランパンGTシリーズ耐久カップに参戦することを発表した。ジャービスは、ガイ・スミスとスティーブン・ケインと共にベントレー・コンチネンタルGT3で7月末に開催されるスパ24時間やバサースト12時間などを含む5つの耐久レースに参加する。

 ジャービスは、Mスポーツのドライバーであるウォルフガング・ライプの後任を務めることになり、2月5日に開催されるバサースト耐久でベントレーでの初レースを迎える予定だ。

 ジャービスは昨年10月に発表されたアウディのWEC撤退に伴い、アウディ陣営から離れることを明らかにしていた。

 ジャービスはAutosportに対し、次のように語った。

「アウディの撤退後、僕は次の活動先を他のメーカーの中から探していた。そこでベントレーと交渉できたことを嬉しく思っている」

「ベントレーのドライバーを務めるということは特別なことだよ。実は2003年ル・マン24時間レースで勝利したベントレー・スピード8は、僕の好きなレーシングカーのひとつなんだ」

 ベントレー・モータースポーツの代表であるブリアン・ガッシュは、ジャービスがライプの後任ドライバーになることは適切な判断であると語った。

「オリー(ジャービスの愛称)を後任として選んだことは適切なことであり、彼はGTレースのポテンシャルを信じている」

「彼は自分の将来を(ベントレーで)築き上げることを望んでいる。うまくいけば、今回の出来事が長く実りの多いものになるかもしれない」

 ベントレーとの契約により、ジャービスは3シーズンぶりにGT3クラス参戦へ復帰することになる。

 彼は2012年にFIA GTシリーズでWRTのマシンでレースし、2013年にはアウディとのLMP1プログラムの合間に、スポット参戦でフェニックス・レーシングと共にブランパン耐久シリーズに参戦していた。

 また今回のジャービスの採用を含め、Mスポーツの耐久カップのドライバーラインアップが再編され、ジャービスの所属するチームは3人ともイギリス人になった。

 ジャービスは2016年にヴィンセント・アブリルがドライブしていたシートを踏襲し、アブリルはアンディ・ソウセックとマキシム・ソウレットと組むことになった。

「我々は地理的な理由から、ラインアップを再編した。そうすることでトレーニング等をするときに集まりやすくなる」

 なお、Mスポーツ・ベントレーのブランパンGTシリーズスプリントカップのラインアップは変更されておらず、ケイン/アブリル、ソウセック/ソウレットの組み合わせのままだ。

 またベントレーはジャービスの発表と共に、バサーストとインターコンチネンタルGTチャレンジに3年連続で参戦することを明らかにした。

 今回ベントレーと契約を交わしたジャービスだが、未だに2017年のWECとル・マン24時間でレースをすることを熱望している。

「ル・マンは僕が参戦したいレースのひとつだ。もしLMP2に戻ることができれば、勝利のために戦いたいと思っているよ」

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シリーズ Blancpain Endurance
ドライバー オリバー ジャービス
チーム ベントレー・チーム
記事タイプ 速報ニュース