GSR、スパ24時間レースに再挑戦。マシンは『Fate』とのコラボデザインに
グッドスマイルカンパニーは、コラボレーションチーム「GOODSMILE RACING & TYPE-MOON RACING」としてスパ24時間レースに参戦することを発表した。




グッドスマイルカンパニーは、株式会社プラスワンが企画・展開を行っている「TYPE-MOON Racing」とコラボレーションし、「GOODSMILE RACING & TYPE-MOON RACING」として、2019年7月に開催されるスパ・フランコルシャン24時間レースに参戦する事を発表した。
GOODSMILE RACING & TeamUKYOとして、スーパーGTのGT300クラスに参戦、2017年にはスパ24時間に挑戦したグッドスマイルレーシング。今回スパ24時間に再挑戦するにあたり、ゲームブランド TYPE-MOONによる人気シリーズ『Fate』の誕生15周年を記念したコラボレーションが実現した。
2017年のスパ24時間に参戦した際やスーパーGTではボーカロイドの初音ミクがマシンを彩っているが、今回発表されたマシンは『Fate』シリーズの主要キャラクターであるセイバーや遠坂凛が、スーパーGTでも使用するメルセデスAMG GT3にあしらわれている。
さらにスパ再挑戦に当たって参戦体制も見直しが図られている。スーパーGTでの活動を支えるRSファインと、ドイツの名門レーシングチーム『ブラック・ファルコン』が協働する体制となったのだ。
ドライバーは、チームの”顔”である谷口信輝と片岡龍也に加え、アダム・クリストドロウを起用する。クリストドロウは、メルセデスAMGのパフォーマンスドライバーであり、ブラック・ファルコンのドライバーとしてスパ24時間での優勝経験も持つ、耐久レースのスペシャリストだ。
スパ24時間では、日本車としては1981年のマツダRX-7、1991年の日産スカイラインGT-Rが総合優勝。日本人ドライバーとしては1991年に服部尚貴が総合優勝を手にしているが、日本チームの優勝は未だない。
GOODSMILE RACING & TYPE-MOON RACINGは、7月25日(木)から28日(日)にかけて行われる伝統の一戦で、日本チーム初の総合優勝に挑む。
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