ダカール14日目:サインツ8年ぶりダカール制覇。トヨタ勢2-3位表彰台
ダカールラリー最終日が行われ、カルロス・サインツが2010年以来となるダカール2勝目を挙げた。トヨタ勢が総合で2-3位い入った。
写真:: A.S.O.
2018年のダカールラリー最終日、第14ステージが行われ、プジョーのカルロス・サインツが総合優勝を飾った。
4台体制での参戦となった今年のプジョー。しかし、ステファン・ペテランセルやセバスチャン・ローブがトラブルに見舞われ後退していく中、サインツだけが終始安定した走りを見せ、2位に44分弱の差をつけてトップフィニッシュを果たした。
286kmに設定された今年のダカールラリー最終ステージ。この日最も速かったのは、トヨタのジニール・デ・ヴィリエで、1時間26分29秒でステージ優勝を果たした。トヨタはこれで、4日連続のステージ優勝となった。
サインツはデ・ヴィリエより3分19秒遅れてのフィニッシュであったが、それまで十分すぎるリードを築いており、2位に44分近い差をキープしての総合優勝となった。
これでプジョーは、2016年から3年連続でのダカールラリー制覇となった。
ステージ2位となったのは、プジョーのステファン・ペテランセル。第13ステージが始まる時点で2番手を走っていたペテランセルだったが、13ステージでのクラッシュにより大きく後退。最終日は2位だったものの、この遅れを取り戻すことができず、表彰台を逃す総合4位となった。
トヨタのナサール・アル-アティヤが総合2位でフィニッシュ。最終ステージ優勝のデ・ヴィリエが3位表彰台を獲得している。
クアッドバギー部門では、イグナシオ・カサレ(カサレ・レーシング/ヤマハ)が最終ステージを制覇。総合でも2位に1時間以上の差をつけ、ダカールラリー優勝を成し遂げた。トラック部門はカマズのエドアルド・ニコラエフ/アイラ・マールデーエフ/ブラッドミア・ルイバコフ組が2位に4時間近い差をつけて圧勝している。
激戦だったバイク部門は、最終的にはマティアス・ウォークナー(KTM)が約17分の差をつけてトップでフィニッシュしている。
ダカールラリー2018最終リザルト(Car class, top 10)
Pos. | Driver / Co-driver | Car | Time/Gap |
1 |
Carlos Sainz Lucas Cruz |
Peugeot | 49h16m18s |
2 |
Nasser Al-Attiyah Mathieu Baumel |
Toyota | +43m40s |
3 |
Giniel de Villiers Dirk von Zitzewitz |
Toyota | +1h16m41s |
4 |
Stephane Peterhansel Jean-Paul Cottret |
Peugeot | +1h25m29s |
5 |
Jakub Przygonski Tom Colsoul |
Mini | +2h45m24s |
6 |
Khalid Al Qassimi Xavier Panseri |
Peugeot | +4h20m58s |
7 |
Martin Prokop |
Ford | +7h20m49s |
8 |
Peter van Merksteijn Maciej Marton |
Toyota | +7h41m28s |
9 |
Sebastian Halpern Edu Pulenta |
Toyota | +9h08m10s |
10 |
Lucio Alvarez Robert Howie |
Toyota | +9h18m46s |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments