ダカール4日目:プジョー勢リード拡大。トヨタのアル-アティヤ58分差
ダカールラリー2018の4日目が行われ、ステージ優勝を飾ったローブが総合2位に浮上。トヨタのアル-アティヤは大きく遅れをとった。
写真:: Peugeot Sport
ダカールラリー2018の4日目が行われ、プジョー勢がリードを拡大。この日のトップタイムを叩き出したセバスチャン・ローブが2位に浮上した。
9度のWRC王者であるローブは、初日こそトラブルが発生し出遅れたものの、4番手につけて4日目を迎えた。これまでで最長である330kmの計測区間のほとんどをリードしたローブは、通算10度目のダカール・ステージ優勝を果たし、2番手となった。
首位は2輪と4輪でダカールを計13度制しているステファン・ペテランセル。ローブに約7分差をつけている。3番手にはカルロス・サインツがつけ、プジョー勢がトップ3を独占した。
しかし、プジョー勢が全員無傷だったわけではなく、2番手で4日目を迎えたシリル・デスプレが戦線を離脱する事態に陥った。クラッシュしたデスプレのマシンはサスペンションにダメージを負い、マシンを止めて救助を待たなければならなかったのだ。
3日目にトップタイムを記録し、プジョー勢を追っていたトヨタのナサール・アル-アティヤにもトラブルが襲う。デスプレが救助を待つ数キロ先で、アル-アティヤもマシンを一時止めることに。タイヤを交換したアル-アティヤはすぐに走り出すことはできたもののペースは良くなく、ローブから54分遅れでステージを走りきった。
結果としてアル-アティヤは総合4番手につけているものの、首位のペテランセルとは1時間近い差がついている。5番手はトヨタのベルンハルト・テン・ブリンクとなっている。
なお、クアッドバギー部門はイグナシオ・カサレ(ヤマハ)、トラック部門はエドアルド・ニコラエフ/アイラ・マールデーエフ/ブラッドミア・ルイバコフ組(カマズ)が首位をキープしたが、初日からバイク部門の首位に立っていたサム・サンダーランド(KTM)は着地の際に背中の強い痛みを感じたことでリタイアとなっている。
サンダーランドは痛みを感じてすぐに医療援助を要請。ペルーの首都リマにある病院に搬送されたが、脚にしびれを感じているという。
これにより、バイク部門はヤマハのエイドリアン・ヴァン・ベヴェレンがトップに立った。
Standings after Stage 4 (Car class, top 10):
Pos. | Driver / Co-driver | Car | Time/Gap |
1 |
Stephane Peterhansel Jean-Paul Cottret |
Peugeot | 10h36m07s |
2 |
Sebastien Loeb Daniel Elena |
Peugeot | +6m55s |
3 |
Carlos Sainz Lucas Cruz |
Peugeot | +13m6s |
4 |
Nasser Al-Attiyah Mathieu Baumel |
Toyota | +58m48s |
5 |
Bernhard ten Brinke Michel Perin |
Toyota | +1h10m24s |
6 |
Eugenio Amos Sebastien Delaunay |
2WD | +1h19m42s |
7 |
Khalid Al Qassimi Xavier Panseri |
Peugeot | +1h21m9s |
8 |
Giniel de Villiers Dirk von Zitzewitz |
Toyota | +1h21m47s |
9 |
Martin Prokop Jan Tomanek |
Ford | +1h22m44s |
10 |
Kuba Przygonski Tom Colsoul |
Mini | +1h35m30s |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments