【ダカール】自信を見せるトヨタ勢「プジョーと良いバトルできる」

トヨタのナサール・アルアティヤとジニール・ドゥビリエは、2017年のダカールラリーで王者プジョーと厳しい戦いをすることができると楽観的だ。

 2017年のモータースポーツは、1月2日に始まるダカールラリーで開幕する。パラグアイのアスンシオンをスタートし、ボリビアやアルゼンチンの3カ国8,800kmを走破し、1月14日にゴールを迎える。

 当時X-Raidに所属していたナサール・アルアティヤと、トヨタのジニール・ドゥビリエは2016年のダカールラリーで表彰台に上がったが、12ステージ中9勝を挙げたプジョーの後塵を拝した。

 しかしアルアティヤとナニ・ローマの加入や、マシンのアップグレード、レギュレーションの微調整などにより、2017年のトヨタは強さを増しているように見える。

 ドゥビリエはmotorsport.comに次のように語っている。

「僕らは(今年)もっと良い挑戦ができると確信している」

「マシンは昨年と比べてはるかに良くなっている。プジョーは(新しいレギュレーションにより)リストリクターが1mm小さくなっているので、かなり近づくだろうし公平になるだろうと思う。実際に僕たちは昨年すでに、そのルールを適用していたからね」

「接近していることを願うよ。もしペースが近ければ素晴らしい戦いになるだろうし、みんなにとって面白くなるだろう。昨年のようにプジョーが独走していってしまうのではなくね」

「そうだね、彼らのうちの何組かはクラッシュやアクシデントといったことに遭遇していたが、純粋なスピードという点では速すぎて本当に勝負にならなかった。だけど(今回は)確実に僕らには良いチャンスがあると思う」

 2度のダカール勝者であるアルアティヤの加入は、トヨタにとって追い風になるだろう。アルアティヤはFIAクロスカントリーラリー・ワールドカップを支配し、ラリー・モロッコではカルロス・サインツが駆るプジョーの新型3008DKRに楽勝している。

「僕はトヨタに移籍した。今シーズン、2016年はクロスカントリーで6勝を挙げた」とアルアティヤはmotorsport.comに語った。

「多くのドライバーもトヨタをドライブするが、(パフォーマンスには)何も変わりがない。しかしそうだね、僕はいい状態だし、トヨタはマシンを改善してきた」

「レギュレーションは(昨年と)異なるが、MINIとトヨタにとっては違う。現在はすべてが一緒になったし、公平な競争になると確信している」

 ドゥビリエは「チームが強くなったことは、確実に助けになるだろう。アルアティヤとローマの加入はトヨタにとっていいことだ」と語った。

「モロッコでのカルロスに対するナサールのパフォーマンスは、非常に励みになる」

「彼は今年すべての(クロスカントリーラリー)レースで勝ったんだ。現時点では、彼はおそらくクロスカントリーで最も勢いのある男だし、彼がチームにいるということは素晴らしいことだ」

標高の高さを気にしているトヨタ勢

 しかしながらドゥビリエは、トヨタがプジョーに対してパワーでアドバンテージがあるという指摘を軽視し、ボリビアを通る際に遭遇する標高の高い地域が、トヨタの優勝にとって最大の脅威だと主張した。

「プジョーはまだトヨタよりも3、4kg軽い」とドゥビリエは語った。

「たとえトヨタがパワーでアドバンテージがあっても、高い標高ではパワーウェイトレシオの問題が出てきてしまう。同じパワーを持つ軽いマシンの方が、より速く加速するんだ」

「昨年僕らはプジョーに高地で8分、10分、12分、15分と大差をつけられた。彼らと同じスピードで走るためには1kmあたり何秒も縮めなければならなかったんだ。(今年は)どうなるか見てみよう」

「レースが標高2000メートルを超えないルートだったら僕はもっと自信を持っていただろうが、3500メートルから4000メートルの地域を3日走るのは、少し難しいかもしれない」

【関連ニュース】

【WRC】アル-アティヤ、VW新マシンプライベーター参戦か?

【WRC】オジェ、Mスポーツとの契約発表。「表彰台の一番上が目標!」

【WRC】マキネン「オジェがトヨタに加入しなかったのは仕方ないこと」

【WRC】ラトバラ「トヨタはアルゼンチン以降、表彰台を狙える」

【WRC】トヨタ、5月頃に3台目投入か。ラッピを起用予定

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ Dakar
イベント名 Dakar 2017
ドライバー Giniel de Villiers , Nasser Al-Attiyah
チーム ガズー・レーシング
記事タイプ インタビュー