ダカール2日目:好調子のプジョーが1-2。トヨタのデ・ヴィリエは3番手
ダカールラリー2日目が開催され、プジョーのシリル・デスプレがトップタイムを記録した。

1月7日、ダカールラリー2日目が開催され、プジョーのシリル・デスプレがトップタイムを記録。昨日から一転してプジョーが1-2を占める展開となった。
この日のステージにおいてプジョーの中でトップタイムを記録したのはデスプレ。2番手につけたのは同僚のステファン・ペテランセル、TOYOTA GAZOO Racingのジニール・デ・ヴィリエを挟み、セバスチャン・ローブ(プジョー)は4番手となった。
2日目はペルーの小さな町、ピスコ付近からスタートし主にオフロードとなる267kmを走行。ピスコ付近に戻ってくるループ状のルートだ。
初日、プジョーのドライバーは誰ひとりとしてトップ10に入っていなかったが、2日目は全てのウェイポイントで上位に入っていた。
カルロス・サインツのプジョー3008DKRマキシは、早い段階でラリーをリードしていたが、スローパンクチャーを喫したため、サインツは失速してしまった。
一時的にサインツはトップ4に返り咲いたものの、再びパンクを喫した。最終的に彼はトップから13分遅れの6番手で一日を終えた。
初日トップタイムを記録していたトヨタのナサール・アル-アティヤは、この日最初に走行を行ったが、ルートを見失い8番手。総合では5番手まで順位を落とした。なお、彼のコ・ドライバーであるマティアス・ブーメルは体調不良を訴えていた。
ミニ勢は3台中2台のバギーがダメージを受け、ラリーから脱落した。
そのうちの1台は初日を4番手で終えたルーキーのブライス・メンジーズ。彼は序盤でクラッシュしてリタイアした。彼のコ・ドライバーであるピーター・モーテンセンはその衝撃で足首を痛めた。さらにミニのボリス・ガラフリックは、バギーのヤズド・アル・ラジーと衝突したことで遅れをとることになった。結果、4駆のミニを駆るオーランド・テラノワが5番手で唯一トップ5入りした。元WRCドライバーのミッコ・ヒルボネンは7番手だった。
なおクアッドバギー部門はイグナシオ・カサレ(カサーレ・レーシング/ヤマハ)、2輪部門はホアン・バレダ(モンスター・エナジー・ホンダチーム)、トラック部門はエドアルド・ニコラエフ/アイラ・マールデーエフ/ブラッドミア・ルイバコフ組(カマズ)がそれぞれトップタイムを記録している。
Standings after Stage 2 (Car class, top 10):
Pos. | Driver / Co-driver | Car | Time/Gap |
1 |
| Peugeot | 3h21m18s |
2 |
| Peugeot | +27s |
3 |
| Toyota | +5m44s |
4 |
| Peugeot | +6m9s |
5 |
| Toyota | +12m15s |
6 |
| Mini | +12m50s |
7 |
| Mini | +12m50s |
8 |
| Peugeot | +13m12s |
9 |
| Ford | +14m32s |
10 |
| Toyota | +17m43s |