”世界最高”目指し……挑戦続けるアロンソ「自分より速いヤツが現れたら辞める」

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”世界最高”目指し……挑戦続けるアロンソ「自分より速いヤツが現れたら辞める」
執筆:
協力: Roberto Chinchero
2019/04/07 12:10

ダカールラリーの車両をテストしたフェルナンド・アロンソは、”前例のない何か”を達成するために、挑戦を続けていると話す。

 2018年限りでF1から離れたフェルナンド・アロンソは、レギュラー参戦をしている世界耐久選手権(WEC)以外にも精力的に活動しているが、こうした活動は”ただ楽しいから”やっているわけではないと、彼は主張している。

 トヨタと共に世界耐久選手権(WEC)を戦っているアロンソは、2018年のル・マン24時間レースを制し、自身の夢であるという世界3大レース制覇に一歩近づいた。2019年に入ってからは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦デイトナ24時間レースにスポット参戦し、総合優勝を果たした。

 アロンソは5月に行われるインディ500で”トリプル・クラウン”を達成すべく準備を進めているが、3月にはTOYOTA GAZOO Racing SAのダカールラリー参戦車両のテストを行うなど、幅広いカテゴリーにチャレンジしている。

 以前はラリーに参戦する可能性を否定していたアロンソだが、彼はあらゆる機会に真剣に取り組んでいると主張し、「アスファルトの外でやれるかもしれない他のこと」を狙っているとほのめかした。

 バーレーンで行われたF1インシーズンテストで、マクラーレンの2019年マシンMCL34をテストした後、アロンソは「それはおそらく、このスポーツで前例がないことであり、僕はそういった挑戦を求めている」と述べた。

「それは楽しむためじゃない。時々、僕が何かをテストしている時に『君が楽しんでいるのは、僕たちもハッピーだけど、F1に戻ってきてね』とか、『本当の仕事に戻ってきて』と書かれているのを見ることがある」

「僕は楽しんでいるわけじゃないんだ」

「そういったマシンを試す時、僕はどうしたらいいか分からない。どうしたらいいかを聞く必要がある。ラリースタイルで、フルスロットルと同時にアクセルを踏んだりといったことを、ゼロから学ぶ必要がある」

「言うまでもなく、僕が取り組むあらゆる挑戦の背後には多くの努力があり、多くの研究が行われている」

「僕は楽しむためにそれをやっているわけではない。僕はチャレンジや困難、ドライバーとしてより良くなるためにやっているんだ」

 アロンソは”世界最高のドライバーになる”という夢を持ち、F1から距離を取った後も様々なことに挑戦し続けている。

 競争力の欠けたパッケージでF1を戦うことに疲れたアロンソは「みんなが自分たちのことを最高だと考えている。でも、そのシーズンに適切なパッケージを持っていなければ、それは証明できない」と語った。

 現在37歳のアロンソに、あと何年競争力のあるドライビングを続けられると思うかという質問をぶつけると、誰かが自分より良いドライバーになるまでだと答えた。

「僕にそれをするパワーがあり、競争力があると感じる限り続ける」

「おそらくある日F1マシンに乗った時、同じマシンに乗って僕よりも速い男が現れるだろう」

「僕が知る限りでは、これまでそんなことは起こっていない。だから僕はまだドライブをし続けるだろう」

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この記事について

シリーズ Dakar , F1
ドライバー フェルナンド アロンソ 発売中
執筆者 Scott Mitchell
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