ダカールラリー、ホンダが2輪部門を連覇。ベナバイスとブラベックがワンツー
2021年のダカールラリー2輪部門は、ホンダのケビン・ベナバイスが総合優勝を飾り、ホンダが連覇を果たした。
写真:: Honda Racing
中東サウジアラビアで行なわれた2021年のダカールラリーは、1月15日に最終第12ステージが行なわれた。その結果、2輪部門ではMONSTER ENERGY HONDA TEAM 2021のケビン・ベナバイスが総合優勝。昨年王者のリッキー・ブラベックが2位に入り、ホンダがワンツーフィニッシュを飾った。
終始僅差の首位争いが繰り広げられた2輪部門。第10ステージを終えた時点でトップに立ったベナバイスは、第11ステージを終えて総合2番手のサム・サンダーランド(KTM)を4分12秒リードしていた。
しかし主催者のGPS機器が故障していたことが発覚し、両者のギャップが5分7秒に修正され、最終ステージを迎えた。
3番手スタートで走行を始めたベナバイスは、ステージ序盤の99kmでサンダーランドを10分リードすると、チームメイトのブラベックとステージ優勝を争った。結果的にステージをトップで駆け抜けたのはブラベック。ベナバイスは2分17秒差のステージ2位となった。
これにより、ベナバイスは自身初のダカールラリー制覇を達成。ダカールラリーの2輪部門を制した初のアルゼンチン人ライダーとなった。
サンダーランドは最終ステージで13分遅れのステージ12位と遅れたことで総合3位に。ブラベックが逆転し総合2位を獲得し、ホンダ勢がワンツーフィニッシュを飾った形となった。
2001年以降KTMが18連覇を飾っていた2輪部門だが、昨年のダカールラリーでブラベックが優勝。ホンダに1989年以来、31年ぶりの総合優勝をもたらした。そして2021年は、ホンダが1987年以来のワンツーで連覇を飾ることになった。
Provisional final standings (Top 10):
Pos. |
Rider |
Bike |
Time/Gap |
---|---|---|---|
1 |
Kevin Benavides |
Honda |
47h18m14s |
2 |
Ricky Brabec |
Honda |
4m56s |
3 |
Sam Sunderland |
KTM |
15m57s |
4 |
Daniel Sanders |
KTM |
38m52s |
5 |
Skyler Howes |
KTM |
52m33s |
6 |
Lorenzo Santolino |
Sherco |
58m30s |
7 |
Pablo Quintanilla |
Husqvarna |
1h16m39s |
8 |
Stefan Svitko |
KTM |
1h43m07s |
9 |
Martin Michek |
KTM |
2h22m37s |
10 |
Matthias Walkner |
KTM |
2h32m12s |
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