コロネル兄弟、ダカールラリーのステージ3でバイクと衝突。マシン損傷も両者とも無事フィニッシュまでたどり着く
ダカールラリー2024のステージ3終了間際、ティム・コロネルとトム・コロネルは、バイククラスのフィリップ・ジェンドロンとクラッシュを喫した。幸い、両者ともラリーを続けることができた。
サウジアラビアを舞台に開催されている2024年のダカールラリー。全ての競技者が同じステージを走るため、競技中に異なるマシンやクラスとすれ違うことは珍しくない。
1月8日に行なわれたアルダワディミ-アルサラミヤ間のステージ3(438km)では、ティム・コロネルとトム・コロネルが乗るセンチュリーCR6が、ノマド・レーシングのKTMを駆るフィリップ・ジェンドロンに気が付かず接触した。
コロネル兄弟とジェンドロンが当たったのは、ステージ終盤。クラッシュ後、両者とも無事であることが報告され、ステージのゴールとビバークにたどり着いたことが確認された。
ティム・コロネルはソーシャルメディアを更新し、何が起こったのかを説明。クラッシュの直後とステージ終了時に、ジェンドロンの様子を確かめたことを明かした。
「なんてこった。難しいステージに2回のパンク、そしてこれ(衝撃で割れたフロントウィンドウ)を見てほしい」と投稿の中でティム・コロネルは語った。
「僕らが向かっていた方向とは反対から来たバイクだった」
「僕らは彼に大丈夫かどうか尋ねたが、彼は大丈夫だった。本当に彼が問題ないか確かめたが、彼はバイクに戻っていった」
「ラスト20kmで多くの問題が発生したけど、ステージを終えた。これからビバークに行かなければならない」
その後、コロネル兄弟はビバークへ向かう前にジェンドロンにクラッシュについて謝罪した。
コロネル兄弟はT1.2プロトタイプクロスカントリークラスに参戦しており、ステージ3を終えて総合48番手となった。ジェンドロンも再スタートを切ってステージを無事に完走したものの、クラス総合77番手となった。
なお、ステージ3では四輪T1+クラスのルーカス・モラエス(TOYOTA GAZOO Racing)が最速。総合順位ではオーバードライブのヤジード・アル-ラジがアウディのカルロス・サインツSr.を抑えてトップに立った。
バイククラスでは、パブロ・キンタニージャとリッキー・ブラベック(ともにホンダ)がスピード違反のペナルティを受けたことで、ケビン・ベナビデス(KTM)がステージ優勝。ロス・ブランチ(HERO)が総合首位をキープしている。
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。