ダカール初日:乱戦となった開幕日、ミニのザラが首位。アロンソは11番手
サウジアラビアを舞台に、2020年のダカール・ラリーが開幕。その初日のステージは、Xレイド・ミニのヴァイドタス・ザラが首位となった。同ラリー初挑戦のフェルナンド・アロンソは11番手だった。
写真:: A.S.O.
サウジアラビアを舞台に行なわれる2020年のダカール・ラリー。その初日のステージでは、X-Raid ミニを駆るヴァイドタス・ザラが首位となった。F1で2度にわたって王者となった同ラリー初挑戦のフェルナンド・アロンソ(トヨタ)は、11番手で初日を終えている。
この日のスペシャルステージは319km。2019年勝者のナサール・アルアティヤがその大半をリードしていた。しかしステージ後半に3度のパンクを負い、リードを失うことになった。
過去に同ラリーを制した経験を持つステファン・ペテランセルとカルロス・サインツSr.は、いずれもX-Raid ミニを駆って参戦。しかし序盤に数分の遅れとなっていた。そのため、アルアティアが後退した後は、ザラとカリッド-アル・カシミ(プジョー)が首位を争うことになった。
ただアル・カシミにはステージ終盤にトラブルが発生。最終的には、18分ほど遅れることになった。一方でザラは首位で最初のステージを走破。ザラは昨年はトヨタのマシンでダカール・ラリーに出走し、総合12位となっていたドライバーだが、今年は前述の通りX-Raid ミニで同ラリーに挑戦。2016年のミッコ・ヒルボネン以来、4WDのミニでダカール・ラリーのステージを制した最初のドライバーとなった。
2番手はペテランセルだったが、2分以上の遅れ。3番手には2分50秒遅れでサインツSr.がつけ、X-Raid ミニ勢がトップ3を独占した。アルアティヤはパンクからなんとか挽回し、5分33秒遅れの4番手となった。
2005年と2006年にF1王者となったフェルナンド・アロンソは、トヨタのマシンを駆ってダカール・ラリー初挑戦。15分27秒遅れの11位で初日を終えている。
ダカール・ラリー優勝経験者であるジニエ・デ・ヴィリエとナニ・ローマは、いずれもトヨタからの出走となったが、スローパンクチャーを負いながらのフィニッシュ。厳しい戦いとなり、いずれも20分以上の遅れとなった。
ル・マン24時間レース勝者のロマン・デュマは、プジョーのマシンを走らせるプライベーターであるRDリミテッドから参戦。しかし65kmを越えた時点でマシンから出火し、リタイアを余儀なくされた。
Stage results (top 10):
Pos. | # | Driver / Co-driver | Car | Time | Gap |
1 | 319 |
Vaidotas Zala Saulius Jurgelenas |
Mini | 3h19m04s | |
2 | 302 | Stephane Peterhansel Paulo Fiuza |
Mini | 3h21m18s | 2m14s |
3 | 305 |
Carlos Sainz Lucas Cruz |
Mini | 3h21m54s | 2m50s |
4 | 300 |
Nasser Al-Attiyah Mathieu Baumel |
Toyota | 3h24m37s | 5m33s |
5 | 307 |
Bernhard ten Brinke Tom Colsoul |
Toyota | 3h25m34s | 6m30s |
6 | 315 |
Mathieu Serradori Fabian Lurquin |
Century | 3h25m59s | 6m55s |
7 | 311 |
Orlando Terranova Bernardo Graue |
Mini | 3h26m19s | 7m15s |
8 | 309 |
Yazeed Al-Rajhi Konstantin Zhiltsov |
Toyota | 3h30m50s | 11m46s. |
9 | 317 |
Vladimir Vasilyev Vitaly Yevtyekhov |
Mini | 3h32m29s | 13m25s |
10 | 314 |
Erik van Loon Sebastien Delaunay |
Toyota | 3h33m02s | 13m58s |
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