ダカールラリー6日目:サインツが初日以来のステージ優勝。総合首位ペテランセルで後半戦へ
カルロス・サインツは2021ダカールラリーのステージ6を制したが、総合首位は依然としてステファン・ペテランセルとなっている。
#300 X-Raid Mini JCW Team: Carlos Sainz, Lucas Cruz
X-raid
2021年ダカールラリーの6日目(ステージ6)が行なわれ、カルロス・サインツ(X-raid Mini)が初日以来のステージ優勝を飾った。
前日のステージ5で完走が困難な状況に陥った選手が多発したことを受け、予定よりも競技区間を100km短縮(448km→348km)し、90分遅れでスタートしたステージ6。ステージ5では道に迷ったことで大幅にタイムを失い、大会ロードブックへの不満を漏らしていたサインツだったが、この日は安定した走りを見せ、ヤジード・アル・ラジ(オーバードライブ・トヨタ)に4分の差をつけてステージ6を制した。
アル・ラジは自己ベストとなる2位フィニッシュ。ステファン・ペテランセル(X-raid Mini)とナッサー・アル-アティヤ(トヨタ)による3位争いは白熱したが、残り44kmで55秒あった差を逆転したアル-アティヤが3位を確保し、ペテランセルは今大会で初めてステージ順位トップ3を逃す形となった。
WRCのレジェンドであるセバスチャン・ローブ(BRX)はステージ序盤100km地点を走行中にサスペンションアームが破損しストップ。ゴールを目指し、アシスタントクルーを呼ぶこととなった。
2021年のダカールラリーはステージ6までが終了し、1日の休息日を挟んで後半戦へと突入していく。総合順位争いでは依然としてペテランセルが首位。2輪と4輪で13度ダカールを制している大ベテランのペテランセルは、ステージ優勝こそないものの大きなトラブルなく各ステージをまとめ上げ、アル-アティヤに5分53秒の差をつけている。
ペテランセルとアル-アティヤに次ぐ総合3番手につけているのがサインツ。しかし首位ペテランセルとは40分以上の差がある状況だ。以下4番手にはヤコブ・プリツィゴンスキー(オーレン・チーム/オーバードライブ)、5番手にはナニ・ローマ(BRX)が続いている。
ダカールラリー2021総合順位(ステージ6終了時点)
Pos. |
Driver |
Car |
Time/Gap |
---|---|---|---|
1 |
Stephane Peterhansel |
Mini |
22hr14m03s |
2 |
Nasser Al-Attiyah |
Toyota |
5m53s |
3 |
Carlos Sainz |
Mini |
40m39s |
4 |
Jakub Przygonski |
Toyota |
1hr11m36s |
5 |
Nani Roma |
BRX |
1hr36m55s |
6 |
Brian Baragwanath |
Century |
1hr50m32s |
7 |
Vladimir Vasilev |
Mini |
2hr05m47s |
8 |
Khalid Al Qassimi |
Peugeot |
2hr07m21s |
9 |
Giniel de Villiers |
Toyota |
2hr12m12s |
10 |
Martin Prokop |
Ford |
2hr29m07s |
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