ダカール・ラリー5日目:トヨタのアル-アティヤ、最長ステージを最速で駆け抜け総合首位を堅持

2022ダカール・ラリーのステージ4が行なわれ、トヨタのナッサー・アル-アティヤが総合首位を維持している。

ダカール・ラリー5日目:トヨタのアル-アティヤ、最長ステージを最速で駆け抜け総合首位を堅持

 2022年のダカール・ラリー5日目のステージ4が行なわれ、四輪クラスはトヨタのナッサー・アル-アティヤがリードを拡大した。

 アル・カイスマとリヤドを結ぶ465kmのスペシャルステージとなったステージ4。アル-アティヤが序盤からペースを上げ、第3ウェイポイントまでをリードした。チームメイトのヘンク・ラテガンも速さを見せ、ステージの大部分をトヨタ勢がリードする形となった。

 一方、ステージ3で最速タイムをマークしたカルロス・サインツ(アウディ)も負けじと、第8ウェイポイントでトヨタ勢を逆転。一気に1分ほどのアドバンテージを築いたが、終盤にマシンのベアリングが破損してしまった。

 サインツがメカニカルトラブルに見舞われたため、ステージ暫定優勝はオーバードライブ・トヨタのヤジード・アルラジとなったが、彼はオーバースピードによる2分のペナルティを受けて後退。結果的にアル-アティヤがステージ4最速となった。

 ステージ2番手となったのは、総合でも2番手につけるプロドライブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)のセバスチャン・ローブ。アル-アティヤとは25秒差でのフィニッシュとなり、総合では38分5秒差をつけられている。

 サインツは、トラブルに見舞われつつもステージ3番手。ただ、これまでのステージでのタイムロスなどが響き、総合ではアル-アティヤから2時間以上遅れている。

 この日のステージは、2022年のルートで最長のステージだったこともあってか、何台かが大きなトラブルに見舞われた。

 ステージ前半をトップで折り返したラテガンは、ステージ開始から310kmで右後輪のトラブルによりストップし、トヨタのサポートクルーに助けを求めざるを得なくなった。

 電動ドライブトレインのマシンRS Q e-tronで参戦しているアウディ勢は、サインツ以外もトラブルに苦しんだ。マティアス・エクストロームは、原因不明のトラブルで40分近くタイムロス。ステファン・ペテランセルはジャンプした際にサスペンションが破損し、サポート車両を待つことになった。彼はステージ1でもマシンが大破し、デイリタイアを喫している。

 バイク部門では、ホンダのジョアン・バレダが初のステージ優勝を果たした。元MotoGPライダーのダニーロ・ペトルッチ(TECH 3 KTM FACTORY RACING)も、ステージを3番手で終える速さを見せたが、後に10分のタイムペナルティを科せられてしまった。

 総合首位は、ステージを6番手で終えたサム・サンダーランド(GASGAS FACTORY RACING)がキープ。総合2番手のマティアス・ウォークナー(RED BULL KTM FACTORY RACING)とは3分差となっている。

 
Read Also:

ステージ4終了後 総合順位(四輪)

Pos. #. Name Car Time Gap Penalty
1 201 Nasser Al-Attiyah TOYOTA 13:26:02   00:00:00
2 211 Sebastien Loeb PRODRIVE 14:04:07 +00:38:05 00:00:00
3 205 Yazeed Al Rajhi TOYOTA 14:15:17 +00:49:15 00:02:00
4 207 Giniel de Villiers TOYOTA 14:15:19 +00:49:17 00:05:00
5 222 Lucio Alvarez TOYOTA 14:20:00 +00:53:58 00:00:00
6 208 Vladimir Vasilyev BMW 14:29:54 +01:03:52 00:00:00
7 203 Jakub Przygosnki MINI 14:37:59 +01:11:57 00:00:00
8 209 Martin Prokop FORD 14:39:28 +01:13:26 00:00:00
9 221 Orlando Terranova PRODRIVE 14:42:44 +01:16:42 00:00:00
10 223 Sebastian Halpern MINI 14:43:25 +01:17:23 00:00:00

ステージ4終了後 総合順位(ニ輪)

Pos. #. Name Mark Time Gap Penalty
1 3 Sam Sunderland GASGAS 15:30:01   00:00:00
2 52 Matthias Walkner KTM 15:33:01 +00:03:00 00:00:00
3 42 Adrien van Beveren YAMAHA 15:34:55 +00:04:54 00:00:00
4 4 Daniel Sanders GASGAS 15:37:08 +00:07:07 00:00:00
5 15 Lorenzo Santolino SHERCO FACTORY 15:40:29 +00:10:28 00:00:00
6 7 Pablo Quintanilla HONDA 15:41:14 +00:11:13 00:00:00
7 88 Joan Barreda HONDA 15:43:13 +00:13:12 00:00:00
8 5 Skyler Howes HUSQVARNA 15:45:17 +00:15:16 00:00:00
9 142 Stefan Svitko KTM 15:50:43 +00:20:42 00:00:00
10 1 Kevin Benavides KTM 15:55:13 +00:25:12 00:00:00
シェア
コメント

関連動画

ペトルッチ、初のダカール・ラリーはステージ2でデイリタイア……原因はまさかの携帯電話の紛失
前の記事

ペトルッチ、初のダカール・ラリーはステージ2でデイリタイア……原因はまさかの携帯電話の紛失

次の記事

ド・ヴィリエール、2度目の事故後“立ち去り”で5時間ペナルティの裁定。相手方には謝罪、バイクの弁償を約束

ド・ヴィリエール、2度目の事故後“立ち去り”で5時間ペナルティの裁定。相手方には謝罪、バイクの弁償を約束
コメントを読み込む