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ダカールラリー2023、開幕に先立ちルートの全容を公開。前年度からステージ拡大で難度も上昇

ASOは、第45回大会となるダカールラリー2023の全ルートを公開した。

#203 X-Raid Orlen Team Mini: Jakub Przygonski, Timo Gottschalk

写真:: X-raid

 ダカールラリーを取り仕切るASOは、12月31日から開幕する第45回大会「ダカールラリー2023」に先立ち、ルートの全容を公開した。

 今回で4年連続でのサウジアラビア開催となるダカールラリー。今年は湾岸諸国への拡大も検討されていたが、それは実現せず。ただルートは大幅に変更・拡大され、2022年の12ステージから、2023年は14ステージで争われることとなった。

 ラリーはサウジアラビア西海岸の”シーキャンプ”からスタートし、大みそかに行なわれる短いプロローグでスタート順が決定される。その後、紅海から東海岸へ続く総走行距離8,549kmのルートの中で、4,706kmがスペシャルステージとしてタイムトライアルが行なわれる。

 ラリーは16日間に渡って開催され、アルーラやハイル、リヤドなどの主要都市を経由する。1月9日には休息日が設けられている。

 ラリー後半は、サウジアラビア東海岸が舞台。過酷な気候と地形で知られる砂漠”エンプティ・クオーター”を4日間かけて駆け抜け、1月15日にダンマームにて閉幕となる。

 ダカールラリーでディレクターを務めるデビッド・カステラは、motorsport.comを含むメディアに対して、「例年よりも少し難しいルートになるよう努力してきた」と語り、次のように続けた。

「1週目は、砂丘に砂、高速でテクニカルなコースと、これまでのダカールと同じようなコースになっているが、距離もこれまでより遥かに長くなる」

「2周目からはペースが完全に変わる。ロングステージからショートステージになるが、砂丘も多い。ダカールの構成が変わるだろう」

「1日あたり200km以上あり、一見何もないようにみえるが、純粋な砂丘が待っている。2週間の間にこれだけ違うルートを走るのは初めてのことだ」

 エンプティ・クオーターで行なわれるステージ11~12は、マラソンステージとなる。サポートクルーによる外部からの支援が完全に禁止されるため、マシンが故障した場合は頼れるのは選手のみとなる。

「動物も人も、足跡も痕跡もない。完全な不毛の地だ」

 カステラはそう続ける。

「その点は面白くなる。本物の砂丘だからね」

「今までの砂丘は閉鎖的であまり難しくなかったが、これからはもっと難易度が高くなる」

 ダカールラリー2023では、全カテゴリーを通して計365台がスタート地点に並ぶと予想されている。自動車部門では、昨年の覇者トヨタや電動マシンを持ち込むアウディ、プロドライブが運営するBAHRAIN RAID XTREMEがエントリーする予定だ。

 
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