ダカール・ラリー最終日のステージが短縮に。パイプラインの建設が原因!?
ダカール・ラリー最終日のステージは、計画されていたルート上でガスパイプラインが建設されているため、244kmから166kmに短縮される。
写真:: A.S.O.
1月17日(金)にフィナーレを迎えるダカール・ラリー2020。最終ステージとなるステージ12は計測区間が244kmとなる予定だったが、166kmに短縮されることになった。
ステージ12のルートが計画されていたエリアは、サウジアラビアの国営企業が新たなガスパイプラインの建設を進めており、ラリー主催者はルートの短縮を決めた。
ルートの短縮によって、ラリー参加者はビバークを出発して130km走行してから、計測区間に入り、ゴール地点のキディヤを目指すことになる。
その後、グランプリ・キディヤと名付けられた20kmの”展示走行”でラリーが締めくくられるが、この区間の走行結果は総合成績にカウントされない。
勝負の鍵を握る最終ステージが大幅に変更されたにも関わらず、ダカール・ラリーのディレクターであるデビッド・カステラは、最終ステージが依然として重要な役割を果たすことができると考えている。
「ステージの最初の部分を変更したが、最も難しいナビゲーションが残されている」と、彼はmotorsport.comに語った。
「参加者が道に迷うと確信している。5分や10分は簡単に失ってしまうだろう。最終日は多くのことが起こりうる」
四輪クラスは、カルロス・サインツSr.(X-Raid ミニ)が総合首位。総合2番手のナサール・アルアティヤ(トヨタ)は10分差で続いている。フェルナンド・アロンソ(トヨタ)は総合13番手となっている。バイククラスは、リッキー・ブラベック(ホンダ)がパブロ・クインタニーラ(ハスクバーナ)を13分リードしている。
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