アロンソの相棒務めるコマ、アクシデントで「俺たちのダカールが終わったと思った」
ダカール・ラリーでフェルナンド・アロンソのコ・ドライバーを務めるマルク・コマは、2日目にアクシデントに見舞われた際「僕たちのラリーはここで終わったと思った」と語った。
写真:: A.S.O.
2020年のダカール・ラリーに参戦しているフェルナンド・アロンソ(トヨタ)は、クラス11番手からスタートした2日目も“完璧な”走りを見せていたが、前方のマシンによって巻き上げられた砂ぼこりによって視界を失い、岩に衝突した。これにより、トヨタ・ハイラックスは左フロントホイールが脱落するほどの大きなダメージを負ったが、アロンソとコ・ドライバーのマルク・コマはその場で修理を行ない、約2時間後にラリーに復帰した。
【動画】マシンを必死に修復するアロンソの姿に感動……2020年ダカール・ラリー2日目ハイライト
ダカール・ラリーの2輪部門を5度制した実績を持つコマは、ひどく破損したマシンを見て、2020年の挑戦が「終わった」と感じていたという。
「左フロントホイールがもげているのを見たとき、僕たちのラリーはここで終わったとさえ思った」とコマは語った。
「前を走っていたマシンを捉えた時、そのマシンとバイクの2台が巻き上げた砂ぼこりで視界を奪われてしまった。そして僕たちは何かにぶつかり、ホイールがもげてしまったんだ」
「外れたホイールは僕たちの30m後方に落ちていた。それから僕たちはサスペンション、シールド、ステアリングのアームなどを交換しなければいけなかったけど、2時間かけて(修理して)再スタートすることができたんだ」
「幸運なことに僕たちが修復したものは全てうまくフィットしたけど、フロントブレーキなしで走る必要があり、スペアのフロントサスペンションもあまり強度のあるものではなかったため、ペースを落とすしかなかった」
「今日でラリー(の優勝争い)からは脱落してしまったかもしれないけど、無事フィニッシュすることができてハッピーだ。もしそれができていなければ、僕たちは今日でここを去ることになっていたからね。僕たちは全力を尽くし、やり遂げたんだ」
アロンソ/コマ組は結果的に2日目をクラス63番手で終え、クラス総合47番手となっている。
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