ダカール3日目:プジョーのリード続くも、トヨタのアル-アティヤが健闘
2018年ダカールラリー3日目が行われ、トヨタのナサール・アル-アティアがこの日のトップタイムを記録した。
写真:: Red Bull Content Pool
2018年ダカールラリー3日目が行われ、トヨタのナサール・アル-アティヤがこの日のトップタイムを記録した。
ダカール3日目はピスコからサン・ファン・デ・マルコナまでの296kmを走行する行程だ。
初日トップタイムを記録したアル-アティヤは、2日目に総合5番手まで順位を落としていた。しかし、3日目は全てのウェイポイントでトップタイムを記録し、プジョー勢を圧倒するパフォーマンスをみせた。
アル-アティヤは現在総合トップに立つプジョーのステファン・ペテランセルとの差を約8分に縮め、総合3番手に浮上している。
2番手はプジョーのシリル・デスプレ。2日目を終えた時点では総合トップに立っていたが、ペテランセルにその順位を譲る形となった。
プジョーのセバスチャン・ローブは総合4番手、トヨタのジニール・デ・ヴィリエを挟み、6番手にカルロス・サインツが入っている。
X-レイド・ミニは2日目でブライス・メンジーズとヤズド・アル・ラジーがクラッシュするという不運に見舞われていた。さらにこの日、ミッコ・ヒルボネンがトラブルで途中リタイアしたことで、X-レイド・ミニから参戦する全てのバギーが早くもダカール完走を達成することができなくなった。
さらにステージ終盤間際で4駆動のミニを担当するナニ・ローマが横転。その横転によりローマはトップから26分の遅れをとり、現在彼は医療チームの診察にかかっている。
ローマの同僚であるオーランド・テラノワはこの日を走り切り、現在総合8番手に位置している。
なおクアッドバギー部門はイグナシオ・カサレ(カサーレ・レーシング/ヤマハ)、2輪部門はサム・サンダーランド(レッドブル・KTM・ファクトリーチーム)、トラック部門はエドアルド・ニコラエフ/アイラ・マールデーエフ/ブラッドミア・ルイバコフ組(カマズ)がそれぞれトップタイムを記録している。
ダカール3日目終了時(四輪自動車部門):
Pos. | Driver / Co-driver | Car | Time/Gap |
1 |
Stephane Peterhansel Jean-Paul Cottret |
Peugeot | 6h34m58s |
2 |
Cyril Despres David Castera |
Peugeot | +3m11s |
3 |
Nasser Al-Attiyah Mathieu Baumel |
Toyota | +7m43s |
4 |
Sebastien Loeb Daniel Elena |
Peugeot | +10m11s |
5 |
Giniel de Villiers Dirk von Zitzewitz |
Toyota | +11m23s |
6 |
Carlos Sainz Lucas Cruz |
Peugeot | +14m47s |
7 |
Bernhard ten Brinke Michel Perin |
Toyota | +31m18s |
8 |
Orlando Terranova Bernardo Graue |
Mini | +35m19s |
9 |
Martin Prokop Jan Tomanek |
Ford | +38m56s |
10 |
Nani Roma Alex Haro |
Mini | +42m56s |
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