ダカール5日目:ローブがリタイア。ペテランセルが圧倒的リードで首位
ダカール・ラリーの5日目が行われ、プジョーのステファン・ペテランセルがトップタイム。セバスチャン・ローブがリタイアとなった。
#306 Peugeot Sport Peugeot 3008 DKR: Sébastien Loeb, Daniel Elena
A.S.O.
2018年のダカール・ラリー5日目がサンフアン・デ・マルコナ〜アレキパ間で行われ、プジョーのステファン・ペテランセルが最速タイムをマーク。総合首位の座を堅持した。その一方で、同じくプジョーのセバスチャン・ローブが、イベントからのリタイアを決めることとなった。
WRC(世界ラリー選手権)で9度のチャンピオンに輝いたローブ。4日目には最速タイムをマークすると共にダカールで10度目のステージ優勝を果たし、総合2位に浮上していた。
しかしローブは、この日の砂丘エリアで砂にはまってしまい、自力で抜け出すことができず、2時間以上をタイムロスしてしまった。その上砂丘から落下した際にコ・ドライバーのダニエル・エレナが尾骨を負傷して強い痛みを訴えたため、ローブはラリーの続行を諦め、直接ビバークに向かった。エレナはその後、ビバークで診察を受けている。
ローブがリタイアする中、彼のチームメイトであるペテランセルとカルロス・サインツは好調な走りを披露。1-2体制を築いている。その中でもペテランセルの強さは群を抜いており、トヨタのベルンハルト・テン・ブリンクを約5分抑え、2018年初のステージ優勝を果たした。
サインツはステージ序盤の砂丘エリアでスタック。このため、ペテランセルから18分以上遅れてのフィニッシュとなり、総合では30分以上の差となった。
このステージ2位となったテン・ブリンケは、これで一気に総合3番手に浮上。またトヨタのナサール・アル-アティヤはステージ5位となり、トップから1時間23分遅れの総合4番手となっている。
トラック部門では、カマズのエドアルド・ニコラエフ/アイラ・マールデーエフ/ブラッドミア・ルイバコフ組が首位を堅持している。ニコラエフは砂丘エリアで転倒を喫したものの、大きなタイムロスにはならなかった。
バイク部門は、前日首位に立ったヤマハのエイドリアン・ヴァン・ベヴェレンがトップを快走中。クアッドバギー部門はイグナシオ・カサレ(ヤマハ)が40分以上のリードをキープしている。
ステージ5終了時の総合順位:四輪自動車クラス トップ10
Pos. | Driver / Co-driver | Car | Time/Gap |
1 |
Stephane Peterhansel Jean-Paul Cottret |
Peugeot | 13h27m26s |
2 |
Carlos Sainz Lucas Cruz |
Peugeot | +31m16s |
3 |
Bernhard ten Brinke Michel Perin |
Toyota | +1h15m16s |
4 |
Nasser Al-Attiyah Mathieu Baumel |
Toyota | +1h23m21s |
5 |
Giniel de Villiers Dirk von Zitzewitz |
Toyota | +1h34m34s |
6 |
Khalid Al Qassimi Xavier Panseri |
Peugeot | +1h46m48s |
7 |
Eugenio Amos Sebastien Delaunay |
2WD | +2h1m57s |
8 |
Jakub Przygonski Tom Colsoul |
Mini | +2h16m43s |
9 |
Martin Prokop Jan Tomanek |
Ford | +2h17m27s |
10 |
Patrick Sireyjol Francois-Xavier Beguin |
Cummins | +2h58m22s |
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