ダカールラリー2018スタート! 初日はトヨタが1-2。プジョーに試練
ダカールラリー2018が開幕。15日間の過酷な戦いの初日は、TOYOTA GAZOO Racingのナサール・アル-アティヤが首位となった。
#301 Toyota Gazoo Racing Toyota: Nasser Al-Attiyah, Matthieu Baumel
A.S.O.
ダカールラリー2018が1月6日に開幕し、TOYOTA GAZOO Racingのナサール・アル-アティヤが首位。2番手にはチームメイトのベルンハルト・テン・ブリンクが続き、トヨタの1-2となっている。
今年のダカールラリーはペルーの首都であるリマを1月6日に出発。ボリビアのウユニ塩湖を経由し、アルゼンチンのコルドバを目指す計15日間の過酷な戦いがスタートした。
初日はリマを出発しピスコを目指すルート。リエゾン区間である舗装路242kmを走行した後、砂丘を31km走行しタイム計測を行われた。
この区間を最速で駆け抜けたのがアル-アティヤで、21分51秒を記録。チームメイトのブリンクはアル-アティヤから25秒遅れの2番手につけた。
地元ペルーのラリードライバー、ニコラス・フックスがボルグヴァルトBX7で3番手に食い込んでいる。
オフロードトラックでのジャンプ世界記録を持つブライス・メンジーズ(ミニ)は、怪我で昨年の出場を断念しており、念願のダカール参戦。新設計の2輪駆動ジョンクーパーワークス・バギーでフックスから4秒遅れの4番手となっている。5番手には、ナニ・ローマ(ミニ)が続いた。昨年はトヨタから参戦していたローマだが、今年は4輪駆動のジョンクーパーワークス・ラリーを操っている。
そのすぐ後ろにトヨタのジニール・デ・ヴィリエがつけ、ここまでがトップから1分差以内だ。
トヨタ勢が好発進を見せる中、対照的だったのはプジョー勢。9度のWRC王者であるセバスチャン・ローブは、スタートしてわずか数キロでブレーキトラブルに見舞われ、6分ほどタイムをロスした。
トラブルを抱えたローブを含め、プジョーはファクトリーの4台全てが初日のトップ10を逃すというまさかの結果に。昨年王者のステファン・ペテランセルはアル-アティヤに約2分差をつけられ11番手。シリル・デスプレとカルロス・サインツはそれぞれ15番手、16番手に沈んだ。
二輪部門では、昨年王者のサム・サンダーランド(KTM)が33秒差で首位に立った。クアッドバギー部門はイグナシオ・カサレ(ヤマハ)、トラック部門ではアレス・ロプライス(タトラ)が初日を終えてトップ。トラック部門に参戦している日野チームスガワラは、菅原照仁/高橋貢組が12番手(排気量10リットル未満クラス首位)、菅原義正/羽村勝美組も総合23番手/クラス2番手となっている。
Standings after Stage 1 (top 10):
Pos. | Driver / Co-driver | Car | Time/Gap |
1 |
Nasser Al-Attiyah Matthieu Baumel |
Toyota | 21m51s |
2 |
Bernhard ten Brinke Michel Perin |
Toyota | +25s |
3 |
Nicolas Fuchs Fernando Mussano |
Borgward | +34s |
4 |
Bryce Menzies Peter Mortensen |
Mini | +38s |
5 |
Nani Roma Alex Haro |
Mini | +53s |
6 |
Giniel de Villiers Dirk von Zitzewitz |
Toyota | +54s |
7 |
Lucio Alvarez Robert Howie |
Toyota | +1m12s |
8 |
Mikko Hirvonen Andras Schulz |
Mini | +1m36s |
9 |
Jakub Przygonski Tom Colsoul |
Mini | +1m45s |
10 |
Martin Prokop Jan Tomanek |
Ford | +2m4s |
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