DTM、メルセデス撤退もスーパーGTとの連携を”希望”に繁栄目指す

シェア
コメント
DTM、メルセデス撤退もスーパーGTとの連携を”希望”に繁栄目指す
執筆: Jack Cozens
2018/01/14 12:17

アウディのジェイミー・グリーンは、スーパーGTとDTMの連携は、メルセデス撤退を乗り越え成功を掴むチャンスだと語った。

 アウディのDTMドライバーであるジェイミー・グリーンは、メルセデスが撤退しDTMに残るのが2メーカーだけになったとしても、スーパーGTとの連携を希望に繁栄していくことができると考えている。

 昨年、メルセデスはフォーミュラEのプログラムに集中するため、ドイツのトップシリーズであるDTMを撤退することを発表。シリーズにはアウディとBMWのみが残ることとなった。

 オートスポート・インターナショナルに訪れたグリーンは、メルセデスがいなくなってもDTMが生き残っていくことができると自信を持っている。2012年にBMWが参戦するまで、アウディとメルセデスがDTMを支えていたからだ。

 さらにグリーンは、DTMとスーパーGTのルール統一が進むことを望んでいると語った。

 スーパーGTとDTMのマシンはクラス1規定の下、共通のシャシーフレームワークを導入。DTMも、スーパーGTがすでに導入している2リッター直列4気筒の直噴ターボエンジンの導入を目指している。

 2メーカーでDTMが生き残っていく可能性について尋ねられたグリーンは「何年もそうしてきたことだ」と答えた。

「僕が初めてDTMに参戦した時は、DTMに3メーカーが参戦していた。それからオペルが参戦をやめ、何年かアウディとメルセデスだけで戦った」

「だからそれは起こり得ることなんだ。でも、日本のスーパーGTとのつながりが大きな希望になると考えている」

「基本的に同じレギュレーションを使うことに取り組んでいる。今は違うが、僕たちも(スーパーGTと)同じエンジンルールを採用する必要がある」

「2シリーズで同じシャシーが使われているし、マシンの基本的なバックボーンは同じだ」

「(エンジンルールについて)合意できれば、同じルールの下でクルマを作ることになり、彼らと一緒のレースが実現する可能性がかなり高まる」

 DTMを計13シーズン戦っているグリーンは、2013年にアウディに移籍する前はメルセデスでDTMを戦っていた。また、シングルシーターから転向してから昨年まではDTM以外のレースを戦っていなかった。

 最終的に彼はDTM以外にも関心を向け、2017年はブランパンGTシリーズやADAC GTマスターズに参戦した。

「僕はいつも、1次元的だった。DTMを13年戦った中で、12年間は他のカテゴリーで全くレースをしていないんだ」

「メルセデスではそうすることを許してもらえなかった。僕の他の仕事は、メルセデスのF1に関係していた。マクラーレンかメルセデスに関することだった。でもアウディは、はるかに柔軟に対応してくれる」

「5年前にアウディに加わった時、僕は最初から他のGTレースに参加していた可能性はあった。でもアウディの中で自分が競争力のあるドライバーであると、自分自身を確立することを選んだんだ」

「昨年、ブランパンGTで3レースを戦う機会が得られて、そのうちのひとつがスパ24時間だった、僕はそれに挑戦する、正しい時だと思った」

次の記事
"交流DTMデモ走行"のSGT代表はコバライネンとクインタレッリに決定

前の記事

"交流DTMデモ走行"のSGT代表はコバライネンとクインタレッリに決定

次の記事

DTM、スーパーGTとの規則統一”不調”の保険としてGTE規則を検討か!?

DTM、スーパーGTとの規則統一”不調”の保険としてGTE規則を検討か!?
Load comments

この記事について

シリーズ DTM
ドライバー Jamie Green
執筆者 Jack Cozens